同級生のT君から連絡あって、「今度の故郷会にMちゃん、Yちゃんも来る。
参加しないか?」と。
Mちゃん、Yちゃんと言えば中学の同級生だから、半世紀ぶりになる。
実は、この会は毎年催しているとは知ってはいたが、参加経験者から、「来るのはおじん・おばんばかりでおもろうないわ」と聞いていたから足が向かなかった。
しかし、いざ自分がその年代に達すると考えも変わる。
お互い姿かたちもすっかり変わっているのだろう。怖いもの見たさに行ってみるか。
ホールに着くとだいぶん集まっていたが、同級生以外は見知らぬ人ばかり。
会費を払おうと名前を告げると受付おばさんが、「アッ、Kちゃん?(オレの本名)」。
おばさんは、「私、小○ミキです」名乗るが、直ぐにはピンとこない。
二言三言交わして、そう言えばそんな名前の女の子が居たのを思い出した。
「神社近くにあったあの家の?・・・へえ!」
ミキさんが5歳年長だが、こんな所でもない限りもう会う事は無かったろうに・・・
いきなりサプライズも、これが序章だった。
せっかくの機会だから他のテーブルも周らないと勿体ない。
同郷M地区のテーブルに移動すると、「私はNI屋の×○。私はHT屋のコウゾウ」
こちらにも驚いた。真向いの家だったもん。当時は屋号で呼んでいた。
先輩だったから多く接した記憶はないが、名前はおぼろげに覚えていたのが救い。
300人以上が参加していたが、これが多いのか少ないのか。
年代は違えど同じ海・山・川を見て育った人同士が故郷から離れた大都会で暮らしていて、今、一堂に会している。オレはパワーを感じたね、多いと。
町長も故郷から馳せ参じていた。
プロの民謡歌手、国村千鳥さんが故郷音頭で盛り上げる。
オラが町の出身だそうだが、知らなかった。
宴のあとは同級生でジャンカラに移して二次会。
打ち上げはもちろん、「高校三年生」と「修学旅行」。
カラオケ終えると外は暗くなりかけていた。
(関係者のみに限定公開しています)
これら一連をビデオに収めたので編集中だが、半分ほど済んだ段階で、結構まとまりあるものになりそうと手応えがある。
完成の暁には、今回サプライズを呉れた人や関係者にDVDにしてプレゼントしようと思っている。
他界者もいる中、こうして再会できたのはお互いまだ運があるという事か。
来年も必ず参加しよう!