オレの後続は誰も居なかったはずなのにいつの間にか電動カートを使ってワンマンプレイしてたお爺さんが追い付いて来た。
6番ティーショット打ったところでこの方に、「You go ahead,お先にどうぞ」と言うと、呟いたのは日本語だった。「エエ、日本人ですか?」。このコースは初めてと言ってたが、年齢の割にはスイングがシャープで、結構キャリアがあると見た。
練習場で会った一人の日本人は、邦人が集うツアーには参加せず、ゴルフバーにもジョイントせず、一人でプレイすることが多いそうだ。
Gさんから聞いた話では76歳のアメリカ人は毎日みたいに来ては一人ゴルフを楽しんでるそうだ。
かく言うオレもワンマンプレイ派で、誰に気を使う必要もなくマイペースでやれるのが有難い。
方や、日系サービスツアーに集うのは短期滞在者で、日本人の特性として群れていると安心感があるのだろう。なんと言っても言葉の問題ではないだろうか。
今までの経験ではこの地で群れる日本人同士がいがみ合う構図を随分見聞きしてきたからね。
村社会に染まるのは懲り懲りというところ。