
と言えば、ピンからキリ、ピンポン、ピン・ストライプ・・・
残念ながら全部ハズレ・・・
これはタイ・イサーン地方の民族楽器を指します。
Hさん宅を訪問した時、「こんなもんやっているんだ」と見せてくれたのがこの「ピン」という楽器。
「これがCDEFで・・・」
「次がGABだろう?」
「何でそんなこと知っとん?」
そりゃ、サックスやっているからオレも簡単な譜面なら読めるわな。
しかし、Hさんはオレ同様にまだ初心者だ。そこで提案。
「お互い、上達したらこの地でバンド組もうじゃないか。もう一人プロ級の楽器奏者を知っているから、3人で・・・」
「そんなんいつになるかわからんでー」
「そりゃそうだな、プロ級のお方は明日にでもできるけど、オレ達はなあ・・・」
プロ級と言ったが、実はTさんはプロそのものだったと知って驚いた。
セミ・リタイアーして、今はこの地でリピーター暮らしだと。
音楽以外は何も知らん。音楽の事なら何でも訊いてと仰る。
「ではお言葉に甘えて質問させていただきます。還暦から始めたサックスは無理があるのでしょうか?」
「それは関係ありません。やった分だけ上達します」
「まだ腹式呼吸ができないけれど・・・」
「それはある日突然出来るようになります。私の生徒に、それだよ、それそれ、出来たじゃないかというのがおります」
なるほど、達人の言葉はやはり重みがある。