焼きそばと一緒に買ってきたキムチにまだ手を付けてなかった。
ロオッおばさんもジェンちゃんもキムチが好物と言ってたので、みんなで食べようと出向くと、
いつもの屋台に灯りがない。どうしたんだろう?
尋ねると、ワンさんは寝ているそうだ。
こうなるとオレの方が気を遣う。昼間の失敗で自己嫌悪に陥ってはないかと心配した。
キムチは見た目はそのものだが、奇妙な味の上に塩が効き過ぎ。別物の感じがした。
ハングル文字とタイ語と日本語でキムチと書かれてあったが、製造はMade in Thailandと確信。
ロオッおばさんのアイデアで、ママ―(乾燥麺)にキムチ入れて炊いてくれたが、やっぱり食べられたものではなかった。おばさんも美味しくないと言ってたね。
Made in Thailandキムチはもう買わない。
そうこうしていると、寝てると聞いていたワンさんが前を通りがかったので、
「ワンさん、一緒に飲もうよ、ビール奢るよ」と呼びかけた。
昼の事は終わった事だし触れるつもりはないのだが、ワンさんは気にしているのかタイ語でなんたら言ってたが、オレには理解できなかった。
プロイちゃんがナイフを入れていたのはザクロみたいなフルーツで、少し酸っぱ味がある。
ゲーオマンゴーンと呼ぶそうだ。
このところローカルで飲食ばかりだから、偶にはネオン街の雰囲気を味わいにブッカウへ。
初めてのScooter's Barの客はファランばかり。
レディが、「アーユーカムコンディオロー」と、タイ英ミックス語だがオレには十分通じる。
店内のファランはトークしている訳でもない。
ただ、BGMは大音量でガンガン流れているから、酒とmusicで頭をシビらせているのかも。
店内はこんな感じ(20日ほど前にCarterさんが撮っていたビデオを拝借)
飲む時は気の合う仲間と食べてトークが一番。
残りの滞在中にはもうバーには行かないつもり。
広い店内を探し回って焼きそばを発見。
生めん2食分入りの日本では150円くらいのものだが、此処では輸入品だから107B(350円)と割高だが仕方ないか。
昼飯食べてから袋を持って行くとダーちゃんが、「何買ってきたの?、見せて」と言う。
この食べ物はどうのこうのと品評するなど、タイ人ってこんな事で話の花を咲かせるんだな。
そこへワンさんがやって来た。
「ホラ、焼きそば買って来たよ。こっちは今夜みんなで食べて、もう一つは明日にしよう」と現物渡したが、この時の会話は他の人も聞いていた。
ところがチョイの間、自転車のテールランプ位置調整をしていると間もなく、ワンさんがもう食べれる状態にして皿に盛って来たではないか。これにはみんなも驚いた。
「クーニー(今夜)と2度も言ったでしょ!」と言うと、やっとワンさんは気付いた様でうつむき加減だ。
こんな経験は初めてではない。タイ人は人の話を聞かずに思い込みでやってしまう事が多々ある。
問題は先に現物渡してしまった事だ。直前に持参すればよかったのにと反省。
タイ人に物を預けるのも良くない。預かった事自体を忘れてしまいがちだね。
例えば、アパートに電気ポットなど預かってもらっていたが、今回到着時にそれをもらいたいと言うとすっかり忘れていて、絵に書いて伝えたらやっと思出してくれた。
この国はいろいろ勉強させてくれる。
今朝目覚めたら虹が掛かっていた。
今日は家賃の支払い日。
賃料6000B(約2万円)と、光熱費400B(約1400円)の合計6400B。
昨日のビーチ風景
モーラム会場があったエキサイトは更地になっていたから、夜通しで片づけられた様だ。
次は27日の看板あったから、2回/月は開催されている模様。
プロイちゃんの就職先が決まった。ビーチ沿いにあるホテルのオフィスワーク。
お祝いにビール300本奢ると言ってたのを覚えていた。
「300本は早く仕事を見つけろと励ます意味で言ったんだよ。3本でいいでしょう」。
「それなら1ダースにして・・・」。
ともあれ、生活基盤が整えば元気が出ようというもの。明日から出勤するそうだ。
14時20分に一旦帰宅した直後にうなりをあげるような突然の雨。
南国特有のスコールで、30分程で止んだが、これで随分涼しくなった。
寿司を食べようとディスカウントが始まる19時にBig Cに行ったが、コーナーはカニカマモドキが並べてあっただけで寿司は無かった。売り切れたのかそれとも、寿司を取りやめたのか不明。
明日昼間に確かめておこう。
代わりにスパゲティパックを買って持って行った先には、今日の営業は終了とばかりに屋台のおばさんとエムさんが居た。
おばさんの名前はワンさんで、No.1のワンと発音するそうだ。これは覚えやすい。
見直したのはこのワンさんが英語も少し話せるところだね。判らない言葉は英語に言い換えてもらうとバッチリコミュニケーション取れる。
昼間にワンさんに、「焼きそばありますか?」と尋ねたら無いと言ってたが、材料買ってきたら自分が作ってあげると言う。
思ったね。ここに集うのはほぼ全員独り住まいの身。
寂しいんだろうな、夜な夜なこうして集まって来るのは。
food landには焼きそばが売られていると期待してこれから探しに行こう。
あれば4,5人分買って、作るのはワンさんに任せ、
明日はみんなに賞味してもらえたら・・・
サイクルコンピューターは壊れもせず、動いてくれている。
マイケルさんがコーヒー店に一人で居たが退屈そうで、しかもご機嫌斜めの様子だ。
初期の頃は国際的な付き合い出来る好々爺に映って見えたが、今ではすっかり手間の掛かるお爺さんになってしまった。
サンセット撮りに向かうと、ジェラードがビーチ砂上を素足で散歩していた。
マッサージ同様の効果あり、気持ちいいんだそうだ。
知り合ったちょうど一年前の今頃は毎晩の様に一緒に飲んでいたが、あの頃のパワーは無い様だ。
バリハイ丘に沈んだのは18時2分。
エキサイト広場で舞台設営をやっていた。看板見てモーラムと判ったが、いつの開催なのか。
ロオッおばさんに看板写真見てもらうと、今晩の開催で19時からと言う。
一年前にJちゃんらと観た時はそれなりに感動したものだが、一度で十分だね。
今日3本目となったが、ヒドク酔っぱらった気分。飲み残してしまった。
3日続けで釣りをやったら疲れも出て来た。
今日は何も無い日にしよう。
今日でちょうど30日目。
メーターは昨日で520.11kmと、500kmを越えた。
3時間程で戻って来たが、日が暮れるまで時間はまだたっぷりある。
ロオッ店で時間つぶしを思い付き、向かうと、
ジェンちゃんとエムさんがウィスキーやっていたね。
原則昼間は飲まないことにしているが、暑いのでチャーンヤイ1本注文して仲間入り。
ジェンちゃんはドイツ人のピーターと一緒に飲んで以来、何故かタルン(スケベ)な女になってしまった。男のオレでもアーイ(恥ずかしい)だが、エムさんもアーイと言う。
エムさんの職業はPaintingと言う。画家なのか、ペンキ塗り屋なのか。
風貌からしておそらく前者。
日本へ行ってテクニックを学びたいと言いながら日本の都市名を話すから、今回4枚持ってきた日本地図が入ったカレンダーがあと1枚残っているのを思い出した。
アパートに取りに戻り、広げて説明すると、
ジェンちゃんは「私には無いの?」。
「これはみんなで共有して、あそこでも貼っておけば」。
ところがエムさんは、「これは自分がもらったものだ」と言い張る。
エムさんは嬉しかったのか、「ビール奢るよ」。
「昼間のビールは1本で十分だ。次の機会に頼むよ」と遠慮した。
プロイちゃんは仕事探しから帰って来たが調子に乗れない様子。うまく行かないようだ。
就職決まったら300本奢ると言っておいたが・・・
二日続けで出発時に雨に祟られたが、本日は快晴だから期待してもいいのかな。
岬に到着すると、Yさんが先着していて準備始めていた。
横に並んで釣り始めたが、釣果はYさんが3匹にオレが6匹。その隣のタイ人は20匹以上。
この差は何なのか。
タイ人は海色が変わる沖まで飛ばしていた。その次がオレで、Yさんのは少し軽すぎた。
結局、竿のしなりと浮きの重量が関係している。つまり、浮きをもっと重くして沖へ飛ばす方が喰い付きが良いと結論付けた。
釣り中にOさんが見学に来ていていろいろ質問していたから、先に帰ったがおそらく道具買いに走ったのでないだろうか。
夜、ロオッおばさん家に寄ってみたら木陰下でタイ人グループが飲んでいた。
そこは蚊がブンブン飛び交っているが、タイ人は平気と言う。
オレは蚊が少ない軒下のテーブルに座ると、例のタカリおばさんがグループを抜け出してオレのテーブルにやって来て、わざわざ英語で「XXXX」と・・・
ロオッおばさんや他の人も解せないので、ここは彼等にも分かる様に出来るだけタイ語(一部英語)で、
「あなたは昨日の初対面時から妙に馴れ馴れしいが、あなたが何処の誰かを知らない。名前も知らない。友達になれたら奢る事もあるだろうが、それまで少し待ってくれないか」。
これでもうこのおばさんは口に出せないはずと思っているのだが・・・、
Wのオレの定席カウンター背後テーブルにファランとハイテンションなおばさん英語は耳障り。
他の客も居るのだがわきまえる事を知らない。
パタヤの女は自然児が天然のまま大人になった感じがする。
知的レベルの問題かと、オレ的には理解しているが・・・(独断偏見です)。
昨日と同じ時間帯に雨がパラパラと、走り出すと大降りになってきてサードで雨宿りしたのも昨日と全く同じパターン。
さすがに釣り場にはYさんは来ていなかった。
せっかく来たからには試しだけでも・・・、釣果は4匹だった。
帰りにYさんアパートへ釣果を持参すると、Yさんも行ってたと言う。
早い時間に行ったが雨が降り出しそうなので1匹だけ釣ってすぐ帰宅したそうだ。
明日もやると言うのでご一緒する事にした。
夕方、学校が終えたジェイサンとアイキューが居たので、マジックボールで手品見せると面白がった。ジェイサンは明日友達を驚かせたいから貸してくれと言う。
「いいよ、でも明後日は返してくれよ」。
コーナーの大きなテーブルの端っこに酔いどれファランがいた。
その対面の端っこにはレディが、オレから見て背中を向けていた。
今度はアナが先に気付いたね。
「Hi, nice to see you again !」
この前はボーイフレンドが居たからパーソナル話は出来なかったが、今は一人でジュースを飲んでいる。boy friendはノルウェイ人だそうだ。
「この店の主人にあなたが病気と聞かされて驚いたよ。もう回復したの?」。
全快ではなく、まだ不自由だと杖を見せてくれる。胸に手を当てながら、病名はHeart Attackと言ってたが、心筋梗塞・不整脈に該当するのかな。それならば杖とはどういう関係?
推測だが、アナは全体にむくれた感じがする。長期滞在で栄養偏ってあちこちに変調来しているのではないか。
シベリアのクラスノヤルスク出身だそうだが、母国で療養治療もせずに、しかもあの若さで経済的裏付けがあっての長期滞在だろうか。
この地に集う外国人は訳アリと聞くし、まぁ人それぞれに事情があるだろうから、
余計な詮索はすまいか。
遅い時間にプロイちゃんらはまだやってた。メンバーの一人があのタカリおばさん。
早速「buy beer for me」とタカリ攻撃に遇ったね。「グレンジャイクラップ、遠慮しとくよ」と退散。
最後はWで寝酒の1本と、今日は2本のみ。
これくらいがちょうど良い。
海の方向には入道雲が見えるが、南北に黒い雲が現れ始めた。
一雨あるかもと自転車に跨った途端にザーッと来た。
Yさんには、「出発しようとしたら雨の為、アパート軒下で待機中です」と電話すると、「自分もまだ部屋で、様子見してるところだ」と言う。
陽が照ってるのに雨が降るとはね。
小止みになったところでバリハイ岬で合流。
先着釣り人はタイ人が一人だけ。
海が濁っている。
こりゃダメだ。
「明日また来る。止めません釣れるまでは」とはYさんの弁。
そうそう、その心意気だね。
明日またご一緒する事にした。
冷蔵庫は1ドア式で、冷凍室は氷の塊が出来ていたから解凍しようと電気の線を抜いて外出し、帰宅すると床が水浸しになっていた。
ジェラードはコーヒー飲んでいた。
今季はBBQで一緒してして以来、あれから一緒していない。
最近何処で飲んでいるかと尋ねると、飲み歩きはせずにコンビニの缶ビールで済ませているそうだ。
明日の釣り仕掛けの予備をこさえよう。
部屋で作るよりあそこの方がゆったり出来る。
そこにはいつものメンバーに加え、ファラン坊やのジェイサンや友達のアイキューが居て、子供らはフラフープを始めた。
オレも貸してもらったが、タイのフラフープは難しい。
バドミントンしたりして3時間程過ごしたら闇が迫って来た。
初日からここに来ない日は無かったから、本当はここの住人ではないのだが仲間扱いにされているような気がしている。
両替レートは3075Bになっている。
先安に向かうのか、先高に向かうのか、両替タイミングが難しいところ。
散髪した。カットのお代は80B(270円)と安く、10分で済んだ。
ロオッおばさんが、「今日は何処へ行って来たの?」と尋ねるので、「散髪して来たよ、ホラ」と帽子を取ってみせると、「ファハハハ」。タイ人カットになっていたのを面白がっているみたいだった。
プロイちゃんは某ホテルに応募しているが、まだ正式には就職先が決まってないらしい。
採用が決まったらお祝いにムーガターを奢ろうとは言ってあるが・・・
夜は邦人3人組でバーへ。
このところこうしたバーはトンとご無沙汰しているからか、敷居が高い。
二人はビリヤード始めたが、どうにも居心地悪くお先に退散。
Wには久しぶりにスイス人カップルが来た。
母国では普段はドイツ語を話しているそうだが、標準のドイツ語とは異なるそうだ。
男はミュージックが流れないから面白くないと、短時間で帰って行った。
今日は何も無い日に近かったかな。
起きると道路は湿った跡が・・・、気付かなかったが未明に雨が降った模様だ。
昨年も同時期こちらに滞在していたが、昨年は寒い日があって夜はジャンパーを羽織った日が数日もあった。
それに比べると今季は朝7時頃で25-26度。日中は30-31度と過ごし易く安定している。
これはしかしベランダであって、道路上では体感33度くらいと日本での真夏日に当たる。
前日にYさんからバカボン釣りの仕掛けを訊かれたので、浮き下1-1.5m、針糸は細目、針は小さいものと教え、前日にやっているのでオレは釣りはしないが、Yさんが行くなら見学に行くよ。
朝ペダル漕ぎだすと湿り気程度の霧雨模様。ところがバリハイに着く頃にはザーッと来た。
岩場を覗くとYさんは来ておらず、ファラン一人が竿持ってた。
Yさんは天候悪化を予想して中止したんだろう。
帰路、バリハイ岬からアパートまで正確な距離を測定したら3.9kmを記録していた。
夜は時々時間潰しで遊歩道の遊女相手にタイ語の練習をする。
オレの自転車の荷台に跨り、「ホテルまで連れてって。タイ語話せる人好きよ」
「ウソだろ。お前が好きなのはオレの財布の中身だろう」と知っているから、お遊びトークだけ。
この前エムさんに尋ねたら、「我々タイ人には危なくないが外国人には危ないだろう」と言ってたね。
W前の通りも中国人が増えてきた。真ん前のファーマシーに一人が立ち止まると後続が連れだって入店する。本当に買うものがあってとは思えないが、これが今の中国人の旅スタイルか。
LKレジェンドに大型バスが停車しているから、此処の宿泊客だろうと思われる。
昨晩はWに中国人4人グループが入って来た。
食べると直ぐ帰ったが、このパブにこの人達は違和感がある。
プロイちゃんには、「オレのウィスキーボトルがあるから飲んでいいよ」と伝えておいた。
Wのあとで覗いてみると、ボトルは空っぽにしていた上に、自腹でビールを飲んでいた。
一緒に居たおばさんは初対面なのに妙に馴れ馴れしい。このタイプは今までの経験からしてタカリ女だね。
時間はもう22時半。ここから付き合うと午前様になるのは間違いない上に、タカリおばさんの分まで払わされるのは目に見えている。ここは増長させてはイカンと遠慮しておいた。
9時前に到着すると先着釣り人が4人で、タイ人が3人とファランが1人。
不思議な事に今日はオレの方がコンスタントに釣れたのはエサを新鮮なエビに変えた所為かも
昨晩の約束通りにロオッ家に持ち込んで、塩焼きにして食べようと塩をまぶしていると、屋台のおばちゃんが、
「この魚どうしたの?」
「コボリが釣って来て、塩焼きにして食べるそうだよ」
「私が料理してあげようか、フライでも天ぷらでも出来るよ」
「それじゃ頼む。お代はいくらで?」
「20B(70円)」
ロオッおばさんには、「コボリは4時頃に来るからこの魚で飲もうとジェンに伝えておいてくれないか」
「分かった」
4時過ぎに向かうと、ジェンちゃんの他にファランとタイ人のカップルが居た。
このカップルはオレを知っていると言う。
話し聞いてみると、二週間も前のBBQの日に此処で飲み直した時に同席していたそうだ。
同席したカップルが居たのは覚えているが、この人達だったとは気づかなかったので、「オレにはファランの顔はみんな同じに見えるんだ。タイ人もみんな同じ顔だよ」。これで大笑い。
屋台おばさんはサヨリを天ぷらにして出してくれたが、塩抜きせずに料理した様で塩っ辛い。一匹だけ食べたがもう十分。
ところがファランとパートナーは美味しいと言いながら食べ続けていたね。
この魚をタイ語ではバカボンと言うそうだ。
男はドイツ人でピーターさん。
半年タイ・半年ドイツの生活をもう25年も繰り返しているそうだ。タイ語も話せる。
パートナーはリアンさん。ワイフではなくティーラック、英語でいうところのDarling関係だそうだ。
ピーターさんはSoi 6をソイgoホッグと言う。ホッグはタイ語で6の事。続けてタイ語でゴーホッグと言うと嘘つきの意味になる。中々ジョークも話せる人だ。
ドイツはビールが安いらしく、1カートン(量など不明)200バーツで買えるという。パタヤではする事が無いので毎日ビールを10本は空けているそうだ。
彼はwalking streetはクレイジーだ。ブッカウも騒々しい。静かなここが好きだと言っていたね。
二日ほどチョンブリのアシュラへ行ってくるそうで、ではその頃また会いましょう。
帰りにセブン前にカップルがいた。
チラッと見た一瞬、アナに似てるなと思うも病気と聞いていたのでまさかと思いつつ店内で買い物続行。
しかし店を出た時にもう一度見ると、目が合ったので咄嗟に、
「あなたはもしかしてアナさんでは?」
「Yes」
アナも半年前を覚えていた。
ただ一緒に男が居たので多くを話せない。おそらくロシア人のboy friendかも。半年前には同国人とは距離置いて付き合わないと言っていたが、時間と共に考えも変遷して当たり前。
まだ病気なら見舞いに行こうかとチラッと妄想した事もあったが、止めておいて正解だった。
昼飯喰ったあとの予定はまるで無し。
暇つぶしに寄ってみようか。
東屋には男が2人で昼間から飲んでいた。
一人はオレが最初に此処を訪れた時にジェンちゃん等と一緒に盛り上がってた男で、お喋りの好きなエムさん。
昴がなんたらと口ずさむので、「本物見せようか。パソコン持って来る」。
タイ歌、オルディーズ、歌謡曲流した。
ジェンちゃんとダーちゃんもやって来た。
ダーちゃんはまだ日本へ行った事のない妹を連れて行きたいが、一週間二人で7万バーツの予算で足りるだろうかと尋ねる。温泉へ行きたいそうだ。
アパート敷地前で数日前から営業始めた屋台のおばさんも水割りもらいに来るなど、このアパートの集会所みたいなコミュニティになっている。
4時間程ダラダラ過ごしてから、夕方一旦部屋に戻り酔い覚まし。
Wに行くにはまだ早い時間だ。その前に消去法的に考えると他所の行ってもなあ。
夜に向かうと2人はまだ居たね。昼は1時頃だったからもう7時間もここで駄弁っている。
その内、屋台の方が騒々しくなって来た。
ビール1本寄付して参加させてもらった。
する事のない一日のはずが大いに楽しませてもらった。
二日目の夕方に取り付けてから昨日まででメーターは360kmを表示している。
30-40kmの大きいのは3本ほどやったが、結構街中を走っているもんだ。
オレが最初のアパート経験をしたPアパート前を通ると、ガーデンにファランが一人で居た。
「あなたはイタリアンでしょう?」と言うと、
そうだと頷きながらも、何故知ってるんだみたいな怪訝そうな表情をする。
この男は3年前に同じアパートに滞在していた人で、オレがイギリス人達と飲んでる時も一切加わらず、いつも一人で居た。遊びに出歩く事もせず、いつもアパートで過ごしていたから、貧乏ファランがただ滞在してるだけと思っていたが、最後の晩に少し話す機会があった。
「平均的な日本の家はいくらぐらいするもんだ?」とか、オレはその時の会話も覚えているのだが、この男はそんな事全く忘れてしまった様だ。
今回も同じアパートに同じスタイルで滞在してる様だが、どうにもこのファランの思考が理解出来ない。
今宵のスタートは一人で飲む事にしようか。
コーナーテーブルでリオヤイを飲みながら、このコンドミニアムの何処かにロシア人アナはいるのだろう。半年前にアナは自国人とは付き合わない、距離置いてると言ってたし、病気の今彼女を訪ねてくる友人知人はいるだろうか。もし居なければ寂しい想いをしてるのではないだろうかと想像。
管理人に話せば部屋を教えてくれるかも知れないが、突然訪問しても果たして喜んでくれるのか、はたまた今の境遇を見せたくないかもしれない。あれやこれや想像すると、「ああ、めんどくさい、止めておこう」。
このところ、オレの滞在スタイルもワンパターンになって来た。
まだ2/3残っているから、立ち寄れる所を新規開拓しなくては・・・
1万円両替したら3013Bと久しぶりに3000超えた。
希望的には¥10,000=3,333Bとあれば計算し易いのだが。
ツーリストビザの資格では、日中のアクティビティーはオレ的には釣りするか、遠出するか、おばちゃん所でダラダラ過ごすしかない。何もする事のないファランは日中から飲んでいるけどね。そんな真似はしたくないなあ。
昨日は釣り日だったから、今日は遠出の日としよう。
Mabprachan方面へサイクリング。
スクンビットが相変わらず工事中の為、ノースから遠回りしてサイアムカントリー入口通過するのに1時間10分も要した。
Fisherman's cafeは入口に網を張ってある。ここも閉店準備か。
ポン村役場まで17km走った。
あの美味しいスープ付きカオパットを期待していたのだが、おばちゃんは居なかったが男がやっていた。カオパット+スープ付きで40B。
この湖畔通りにはお洒落なカフェが所々に点在しているが、客あるだろうか。
広場に可愛いbabyが居たらチョコあげようと持ってきたが、そんな家族連れは居なかった代わりに、おばちゃん3人組がゴザ敷いて談話中。
その近くのベンチにはファランが一人で寝そべっていた。
そこにある自転車は昨年一緒に走ったベルギー人のに形が似ていると思ったが。
前の雑貨屋でコーラー買って隣のベンチで飲んでいると、いつの間にかこのファランが起き上がり、「youは一年前に会った人だね」と話しかけてくるではないか。やはりあのベルギー人だった。
いやいや驚いたね、こんな事もあるのかと。
「あなたの友達のロンドンから来た男(ジェラードの事)はどうしている?」等々、ハッキリ覚えていた。
在住者と思っていたが、自分を旅行者と言っていた。
この日でなかったら、またオレが広場へ降りる事をためらっていたなら再会することもなかったろうに、同じ場所でまた会えるとはミラクルと言うしかない。
旅行者と言いながら自転車所有してこの周辺を好むとは、オレと旅スタイル・感性が似てるかも。
また会おうと握手したら「来年の今頃の今時間にね」と笑い。
夜、飲んで帰宅途中ジェラードもちょうど帰ったところでアパート玄関前でバッタリ。
彼に今日の出来事を話したら、オレの発音が間違っているのか通じない。
(日本語発音でベルギアンと発音したが、あとで調べると英語的にはベルジアンが正解と知った)
こんな場合は言より写真。デジカメ見せると一発で思い出したね。
ジェラードもミラクルと言ってた。
さて、1/3が過ぎて残り2/3。
バンコクかホアヒンに小旅行と思ったりもするが、まだ決めてない。
アパート内ではペットボトルや缶は分別して業者に引き渡す様にしているのだが、それでも一般ゴミに紛れ込ませている人もいる。
ゴミ回収車はある時は深夜、ある時は早朝とかに回ってくるが、眺めていると作業員が袋を破って分別している。手間暇掛かるだろうね。これがタイ式か。
今季2度目の釣り。
9時に着くと釣り人一人が居ました。
この人はコンスタントに釣れていたが、オレには当たりが少ない。どうしてか。
エサの海老は冷凍解凍を繰り返したから新鮮さが欠けていたのだろうと思った。
次からは都度新鮮なエサにする事にしよう。
それでも良型が5匹釣れたが、半端な数。どうしたものか。Yさんが刺身で美味しいと言ってたのを思い出した。二人分には少ないが一人分ならなんとかなりそう。
釣り場から電話して、「部屋に居るなら今から持ってあがりますけど」。
持参すると、塩焼きにして食べるそうだ。
ロオッおばさんは帰省中でまだシャッター降ろしたままだが、プロイちゃんがいた。
今時間仕事中と思っていたがどうしてここに?
ジョムティエンでの仕事はアレルギー反応が出て、これでは持たないと今日で辞めてしまったそうだ。
いろいろ整理もあるのだろうか、明日から2泊ほどでシーサケットへ帰省。
その後戻ってまた次の仕事を探すそうだ。
それなら今晩は近くでムーガターを食べようという事になり、約束の6時に向かうとプロイちゃんは誰かと電話していた。電話終えると、「私、今から帰省してくる。よってムーガターには行けない」とのたまうではないか。
せっかくその気になっていたのに、これでは肩すかし。
さて、こうした場合、飲むところ食べる所はどこでもあるわいと思っていたが、
イザの時自分が寄れそうな所は案外少ないと気付いた。
それなら暫く夜の街を自転車でパトロールしようか。
action streetは客一人も居なかった。安い酒場にはファランがたむろ。
ビーチ周辺にはただ時間をやり過ごすだけのお年寄りファラン。
この街は、お金も無く、やる事もなければ本当に退屈な街だ。
時間を待ってラーンホンで1本。
寝酒をWで1本と、今日もチープな日になってしまった。
午前中はべランでネットやっているが28-30度で、玄関ドアーを開けたままにしておくとそよ風が吹き抜けて快適。ところが昼飯食べに地上に降りると体感33-34度と暑い。
サヨリ釣りはもっと小さい針がいいとアドバイス受けたので、釣り針1パックを25Bで購入し、仕掛けづくりした。明日は大漁を期待。
雲一つない快晴日だったからサンセット撮りに向かうと、水平線に落ちる所がキレイに撮れた。
水平線没は18:01。
予定通りWでは7時キッカリからファランがギター抱えて演奏していた。
情報が伝わっていたのかこの時点で満席だったが、ひとつ寄ってもらって何とかカウンター席を確保。
プロでもない単なる同好者が組んで異国の地でバンド演奏。いいねえ、芸は身を助けるという事か。
このファラン達は本当に滞在を楽しんでる様に見えた。
I want to hold your hand
後日気付いたが、背の高い方のファランはオレと同じアパートに住んでいる。
ラーンホンではオレ以外の客はドイツ人とオーストリア人のグループ。
一人が声荒げていたね。アルコールが入ると何処の国も同じだ。
チェックビンするとYさんがちょうど帰宅の途上で、オレの住んでるエリアを案内した。
静かなエリアだと感心していたね。
夜食はカップ麺。これが美味しくなかった。
2016年の第一声がソーパーさんに、「サワッズディ-・ピーマイ、シャワー温水器が壊れているから修理して」。
というのも、昨晩帰宅してシャワー浴びていたら途中で電気のランプが消えて、湯が水になってしまい、ブルッと来たね。
修理はいつでもいいと言っておいたが、ついぞ夜まで直しに来なかった。
anytimeをanydayと誤解しているかも。それとも元日だから修理業者が休みという事かな。
開錠ボタンの上に張り紙が・・・、これによると今晩あそこでライブがあるとある。
BeatlesとCCRなら馴染みのメロディだろうから、今夜は寝酒ではなく、早めに行くことにしよう。
元日の様子など
・バイク屋は元日も営業中。
・TTは元日営業中(昨年は休業)。円バーツは2950B
・ノースでニューセクシーダンス?
偶には一人で飲もうか。
ファミリーマートで缶ビール買って向かった先にはアパートのボスだけがいた。
元々ボスは無口。
缶ビールだけでは飲み足りないかな。
マッサージ屋はいつもはまだ営業時間なのだが、早めに終了して新年祝いだそうで、玄関前にゴザ敷いて宴会中。
「それ食べていい?」「いいよ」
「ビールは?」「無い」
ビール2本買って来て飛び入り参加。
かしこまった所よりも、ローカル色あるこうした方が好きだな。
大晦日の様子を少し。
階下に着いてから、今から部屋お伺いしてもいいですかと電話したが、真横のスピーカーがガンガンで聞き取れない。ビール持って勝手に部屋前に着いたら、すき焼きの下ごしらえをしてあった。
二人で始め、その内同階のOさんが現れ、Yさん友達のneeさんが加わった。
neeさんが6日にブリラムに帰るそうで、それなら我々もブリラムへ行こうかという話になり、宿は300-400B/泊であるが、バスで8時間も掛かるそうで結構遠い。まぁ、酒の中での話だからどうなる事やら。
Wおばさんの招待でパーティにも参加したいので、ここはお先にお暇。
パーティと言っても特に何かがある訳でもない。いつもの常連に加えて人が多かった。
スイス人カップルはいつもテンションが高い。
自分のバイクはホンダだがヤマハも好い。特にヤマハはピアノもサクソフォーンも、それにモーターボート(船外機の事?)も何でも作っている。日本には好い会社あるねえと褒めちぎる。
この男は中々のハンサムでmovie star並み。
40代に見えたが、実際は60歳と言う。1月半ばまで滞在だそうだから、今後もご一緒する事もありそうだ。
一旦アパートに自転車置いて徒歩でビーチへ向かった。
場所を間違えない様にピンポイントの写真をFBで送っておいたのだが、プロイちゃんは予定の時間になっても現れない。もう時間切れだ。ビーチに移動しよう。
0時3分前になって電話が来たが、騒めきとフライング気味の花火音でこれまた聞こえない。
花火が終わったら折り返し電話すると一方的に伝えておいて、
カウントダウン花火が始まった。
帰宅してからFBに、「今、車の中23:30発信」とあったが、スマホ持ってないオレに通じる訳がない。
まぁ、いいだろう。残り日数はたっぷりある。何も今日でなければならない事は無いのだから。
帰りはSoi 7を通ると、辺り構わず爆竹鳴らしなど、まるで無秩序状態。
花火の爆音なのか爆竹なのか、はたまたテロの爆発音があっても区別がつかないくらい。
その先のニュープラザはテーブルで道路占拠。そこに下手糞な歌手(聴きたくない時は下手くそに聴こえる)と、いつものパタヤ年末風景でした。
とにかくうわさされていたテロもなく、新年を迎えられた。
今年も穏やかな一年でありますように。
サワッズディ・ピーマイ from タイランド
プロイちゃんは仕事を変えて以来、一緒に飲める時間が中々取れない。
そこで、今朝出勤前に相談したところ、22時に仕事終えるから23時に落ち合ってカウントダウン花火観賞。その後、近くで新年祝い乾杯しようと決まった。
大晦日・元旦はタイにとって単なる年の分け目の休日で、正月らしい雰囲気は全くない。
ファランなどはそこかしこのバーなどで昼間から無理やりビールを流し込んでいる感じで、本当に暇そう。
ダラダラ飲んでるだけでも結構体力は消耗する。
ここは今夜の長い時間に備えて体力温存すべきだね。
大晦日の予定としては、夕方からYさん宅ですき焼きで飲食。その後はWから招かれているのでパーティに顔出し。その後はカウントダウン花火観賞でビーチへ繰り出しと、まぁ8時間程は喰ったり飲んだりだからね、無理はすまい。
ブログ書き終えて一段落したら昼飯食べに行こう。
ここ数日絶好の日和です。
途中のサウスの魚屋さんでエサの海老を物色。
一皿50Bとあったがそんなには要らない。20B分だけ分けてもらって、
9時過ぎに現場に到着したら釣り人誰もいないので期待出来ないかと思っていた。
昨年教えてもらった道糸4LBにセットして、早速第一投。
なんと10秒で一匹目ゲットしたね。ところがその後は鳴かず飛ばず。
納竿直前に2匹目が釣れたが、これは20cm以上はあろうかという良型。
2匹じゃどうにもならず、ソーパーさんに猫にあげて下さいとしたら、早速真ん前の猫の飼い主宅に持って行った。
夕方、Yさんから明日大晦日はどうするかと電話あり。相談しに今からそちらに向かうとすると、案内してくれたのがとあるパーティ中のバー。
驚いたね。annが居て今回3人目のハグ。想像だがどうやらスティーブとは別れた様だ。
更に驚いたのはデイブワイフの色黒のおばさんもいて、この人は第一印象も手伝ってハグする気にはなれず。しかし共通の話題はデイブの事。尋ねると、「もう別れた。ヤツの事はもう言うな」とくぎ射されたね。ただ昔の生意気なおばさんから少し丸くなった様な気がしないでもない。
観察していると、ファラン・タイレディのカップルは打算関係だろうね。長続きしないようだ。
Yさんに今朝の釣瞬間の動画を見せたら、これは刺身したら美味しいそうで自分でも捌けると言う。
それなら数釣れたら次はYさん宅で刺身で一杯やろうとなった。
ブッカウへ向かうとジェラードとフィンランド人が立ち話していた。
ジェラードが言うには、レディに電話情報盗まれたとか・・・オレの電話番号も再び教えろと言う。
彼の周辺ではいつも何かが起きるね。
昼飯喰ったら空白時間だ。
ロオッおばさん家に誰かが居るかもしれんなと思って向かうと、
おばさんとジェンちゃんが居た。
ジェンちゃんとの話で、帰国時に自転車はやっぱり彼女に預かってもらう事にした。
ジェンちゃんはバイク持ってるから不要だが、誰かに貸してもいいし、むしろ動かしてもらった方がコンディションキープ出来る。
5ヶ月寝かせて2週間乗りこなしたらやっとギアチェンジレバーがスムーズに入るようになったくらいだからね。
カウントダウンイベントの一環で今夜プレ花火が上がるはずと、20時10分前からカメラオンしていたが、始まらないので一旦オフにしておいた。そしたら3分後に突然始まりよった。
約3分の短いショーだったが、年末が近づいてきた証のようなもの。
セントラルデパートとその上にヒルトンホテルが出来て以来、パタヤの景観を一変させた感があったが、
実はデパートの方はこれまで用も無かったのであまり知らない。
覗いてみると、日系のユニクロやダイソーが進出していたね。
AIS前ではファランやタイ人が順番待ちと、ここでもスマホ人気。
レートが少し良くなったので1万円両替しておいた、¥10,000=2980B。
バリハイへ明日からのイベント時間確認に行くと、ボードは掲げられていた。
これによるとプレ花火打ち上げは今晩19:40ー20:00と予想。昨年より1時間早くなっている。
近くで撮れれば一番いいのだが、ウォーキングSTは避けたい。バリハイ桟橋は混雑するだろうから帰りが大変。んな訳でどっかのビーチから撮る事にしよう。
ロオッおばさんに大晦日はどうするかと尋ねると、サケオ県に帰省するそうだ。
なんでも初孫が生まれそうと嬉しそうにしていたね。
そんならショーケースの鍵をコボリに預けさせないか。戻ってくるまでにケースの中を空っぽにしておいてあげるからとジョーク言うと、飲めるようにはしておくそうだ。
学校も今週から休みに入った様で、うるさいスピーカー音が消えた。
10時半現在、ベランダから観えるのは雲一つない青空。
穏やかな一日になりそうです。
ブッカウ市場のぶっ掛け飯屋はおかずが売り切れた時点で営業終了みたいだ。
ならば、次の所で食べるしかないとペダル踏み出すと途中で、「コボリ-ッ」の声が。
それも一人ではなく、女と男の声だ。
ブレーキ掛けて後ずさりすると、ソイとパットのカップルだった。
ソイには、「もうPAのところには行かない事にしているんだ」とその訳を説明すると、ソイは、「コボリの言いたいことは完全に理解している」と返事あったから、思い当たる節があるという事だろう。
パットとは、「お互いこの地に戻れて良かったね」と握手。彼は本当に英国紳士だ。
ハースの動向を尋ねると、彼は来ているがまだ話してないと言う。
ウェンは2ヶ月前に本国で連絡あったが、今季は来ない様だ。
「今回はこのアパートにしたからもう向うへ行く必要はないんだ」と、パットもPAの所は行かないと言う。
考えてみれば、PAの店はチョンプーのキャラで持っていた様なものだが、チョンプーはもう居ない。
チョンプーの彼氏のハースが居たから同国人のイギリス人仲間が集まり、ドクターやオレ達も加わったが、彼らが来なくなればもうファランの溜まり場でもない。
だから、Yさんがチョンプーも知らなければファランの溜まり場だった事も知らないのも当然。
これで総て読めた。
PAは今苦境にあると想像するが、それは身から出た錆。
客に気持ちよく飲ませて食べさせてリピーターになってもらうのが本筋だろうに、自分店に寄らないと客をなじってどうする。
一度離れた客は戻らない。何故ならオレは他により良い店を見つけたから。
タイ人ってつくづく商売下手だと思うね。
例えばマイの店もそう。
あの強面では客は寄り付かなくなるだろうと想像してると案の定すぐに潰れた。
飲食商売のイロハのイを知っておればあり得ないことなのに。
こうやって来る度にオーナーが入れ替わったり、For Rent、For Saleがあっちこっちに出没するのが現下のパタヤ。
スポンサーになったファランも大火傷被っているのでないかと想像した。
コーナーをカーブするとYさんがPAの店で立ち話してるのを発見。
驚いたね、こんな場末の飲み屋とも縁あるの? とはいえ、一年前まではオレもその場末の一員であったのだが。
それならば、チョンプーという女が居るでしょうと尋ねると、知らないと言う。
イギリス人が溜まり場にしてる事も知らないそうだ。
昔は此処でよく飲んでた事実、寄らなくなった経緯を説明すると苦笑い。
あれから一年も経ったから、客層も変わっているのかなあくらいでこの時は済ませていたが、翌日ひょんな事から総てを知った。
Yさんから、飯喰ったら部屋にお出でよと言われたので、彼の部屋訪問。
4階の部屋は家具調度品もバッチシ揃えていた。それなのにオレの部屋よりも広い。ベランダもしかり。ベッドの横にはオレがプレゼントした日本地図の描かれたカレンダーがすでに貼りつけられてある。これで本当に5000B?。コスパ、バッチリだね。
数年前にハワイアンから広くて安いgood apartmentと聞いていたのを思い出した。
Yさんによると、ハワイアンはまだここに住んでるそうだ。
同じフロアーには邦人のOさんも住んでいて、彼は持病の関係で寒い所では住めず、3月まで滞在するそうだ。
夕方までここで飲んだが、やはり昼間のビールはよく廻る。
帰着するとパイリーンが一人ぽっちで庭に居た。
「コボリはパイリーンを好きだが、パイリーンはコボリを好きか」と尋ねると、ウニャウニャと。
もう言葉の意味も判る年頃になってきたんだなあと思った。
部屋に戻って一休みすると辺りはもう真っ暗。
今さら出掛けてもなあ。
近場でもう1本だけで済まそうとWへ。
昨晩は居た見映えする大人の雰囲気持つレディ2人が今は見えないなあと思いきや、白の車が乗り付け、中からその2人が。
ハハーンそうか、たぶんクリスマスや年末イベント時の繁忙時に派遣されるレディ達か。
でも、客の入りは今時間で2割程度とレディ達の活躍できる状況にはない。
カウンターに座るのはオレも含めて常連5人ほど。みんなレディーとのトークよりも一人で飲ませてくれよだからね。
今夜は1本だけなのに随分酔っぱらった気分。
22:30にはベッドに就いた。
例年なら今夜8時半からイベントのプレ花火が打ちあがるはず。
現場に到着すると、特設ステージ前はまだモーターボートや牽引車が置いたままで、全くそんな気配はなかった。
建設に携わっているらしい作業員風の男に尋ねると、「イベントは29日、花火打ち上げも29日」と教えてくれた。
どうやら通年の25日を29日からに変えたらしい。
今時間(18:40)も桟橋方面へ向かう人は結構多い。夕涼みに行く人達であろうか。
滞在邦人の間でテロ情報がまことしやかに流されいたのを思い出した。
出元はロシアの諜報機関がISテロリストが既にタイに入国していて、バンコク、プーケット、パタヤの3班に分かれて進入してるとか。
パタヤならウォーキングストリートだろうとほぼみんなの見立て。
そんな観点で流していると、道路端には中身の見えない黒のごみ袋があちらこちらにある。
オレがテロリストなら、こうした中の見えないゴミ袋に爆弾忍ばせておくね。
とはいえ、パタヤ警察も警戒はしてるだろうから・・・
オレも数年まではこのエリアに入り浸りだったが、今はトンと用無し。
精々釣りに行く時に通りの南端をかすめるくらいだが、君子危うきに近寄らずだね。