音色の70%はアンブッシュアと呼吸法で決まってしまうそうだ。
「高い圧力を・暖かい息を」が意識にあって力任せでいつも目一杯吹いているが、その割には響きがない。もっと楽な方法はないものかと考えてみた。管自体は音を増幅させる役目であって、音を発する源はマウスピースではないか。なら、源がしっかり響けば管本体も鳴るはずではないかと。で、ネックから外してやってみると、数回試行した結果がこれであり、めげそうになってきた。
こりゃイカン、何とかせんと、と翌日は開始からこればっか。指南書と首っ引きしながらやってる内に、「フム、これは?」とちょっと手応えらしきものが・・・・アンブッシュアの締め付け具合や下唇の位置、リードのポジションにも鳴るポイントらしきものがあるのが判ってきた。ついで遊び半分でこれはダメという方法も遇えてやってみると、息の方向や口中容積によっても驚くほどトーンが変わってくるのも判ってきた。
試行中のafterだが、「伸ばせない・波打っている」、ということは腹式呼吸が出来てない証拠。練習は積んでいるつもりだったが、まだ殆ど身になってないのが判った。気が付くと5時間経過していたが、結果的にそうなったという事でアットいう間だった。いろんな試行をやれるのが室内でのメリットか。練習の方向性としては間違っていないのかなと思う。
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