コーナーをカーブするとYさんがPAの店で立ち話してるのを発見。
驚いたね、こんな場末の飲み屋とも縁あるの? とはいえ、一年前まではオレもその場末の一員であったのだが。
それならば、チョンプーという女が居るでしょうと尋ねると、知らないと言う。
イギリス人が溜まり場にしてる事も知らないそうだ。
昔は此処でよく飲んでた事実、寄らなくなった経緯を説明すると苦笑い。
あれから一年も経ったから、客層も変わっているのかなあくらいでこの時は済ませていたが、翌日ひょんな事から総てを知った。
Yさんから、飯喰ったら部屋にお出でよと言われたので、彼の部屋訪問。
4階の部屋は家具調度品もバッチシ揃えていた。それなのにオレの部屋よりも広い。ベランダもしかり。ベッドの横にはオレがプレゼントした日本地図の描かれたカレンダーがすでに貼りつけられてある。これで本当に5000B?。コスパ、バッチリだね。
数年前にハワイアンから広くて安いgood apartmentと聞いていたのを思い出した。
Yさんによると、ハワイアンはまだここに住んでるそうだ。
同じフロアーには邦人のOさんも住んでいて、彼は持病の関係で寒い所では住めず、3月まで滞在するそうだ。
夕方までここで飲んだが、やはり昼間のビールはよく廻る。
帰着するとパイリーンが一人ぽっちで庭に居た。
「コボリはパイリーンを好きだが、パイリーンはコボリを好きか」と尋ねると、ウニャウニャと。
もう言葉の意味も判る年頃になってきたんだなあと思った。
部屋に戻って一休みすると辺りはもう真っ暗。
今さら出掛けてもなあ。
近場でもう1本だけで済まそうとWへ。
昨晩は居た見映えする大人の雰囲気持つレディ2人が今は見えないなあと思いきや、白の車が乗り付け、中からその2人が。
ハハーンそうか、たぶんクリスマスや年末イベント時の繁忙時に派遣されるレディ達か。
でも、客の入りは今時間で2割程度とレディ達の活躍できる状況にはない。
カウンターに座るのはオレも含めて常連5人ほど。みんなレディーとのトークよりも一人で飲ませてくれよだからね。
今夜は1本だけなのに随分酔っぱらった気分。
22:30にはベッドに就いた。