自民党の細田幹事長がピアノでショパンを奏でていたのには少々びっくり。失礼ながら、氏には武骨なイメージしかなかったからだ。「やってる、やってる」と言い立てながら四苦八苦している自分と較べてみるとなんとスマートな事よ。努力は陰で隠れてこっそりやり、披露するチャンスがあれば涼しい顔でサラーとやる。サプライズが大きいほど面白いはずと、このニュースで思ったよ。いや~、反省・・・
さて、最近「それはサキソフォーンていう楽器ですか?」と話しかけてきた年配の男性がいた。楽器名を知っており、わざわざ話しかけて来たとろこをみると、音楽心を持ち合わせていると見た。彼の話によると「自分も楽器とかをやりたかったが俺達の時代はそんなではなかった」と。戦争体験がなければまた別な人生があったかもと振り返っていた様な・・・。世が平安でなかったり、気がかりばかりでストレス溜まる環境下であれば楽器などは贅沢の極みのはず。今日はその終戦記念日。先人達の辛苦に想いを馳せ感謝しつつ、やっぱり平和が一番。
今月末は総選挙。政権交替があるのか。ほぼ一年前の自民党総裁選では興味本位で立会演説に行ったところ、偶々テレビ局のインタビューを受けた。その時は、「誰がなっても同じ。国民は冷めているでしょう」と応えたおいた。流さないように言ったが、若しやと思って夕方ニュース時刻にタイマーセットしておくと、全国版で流れていた。まっ、最初で最後だからと記念にとっておくことにした。以後の政権党の有様はご存知の通り。
政権交替も悪くはない。与党が長過ぎた自民党は勤続疲労の様だ。方や、口を開ければ他人(他党)の批判ばかりの民主に任せられるか誠に不安。「ミサイル打ち落とした破片で怪我したらどうするんですか?」と、質問に立つ党首の神経を疑うが、こんな党首を戴く党と連立すると聞けば益々不安。
交替があっても対極に進むとは思えないが、暫くは混迷時代か。注目はその後の再編。どの様に収斂していくかウォッチングしよう。と、久し振りに書いたら硬い話になってしまったが、偶にはいいかな。
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