2/13日記より
ドンムアン行きシャトルが出発する直前に飛び乗ってきたファランはべルバスで横に座っていた人だった。
彼が、「さっきのバスで隣だったね。このシャトル乗り場を見つけ難かった」と言う。
「どうして尋ねてくれなかったんだ」と応じたが、まさかお互いがドンムアン空港に向かうとは思ってないからね。
少し話した所によれば、彼はフロリダ出身のアメリカ人。車も家も処分して旅しながらコンピューター関係の仕事をしていると言い、今の財産はこのバッグとコンピューターだけと言う。
「財産があると管理が大変だ。simple life is best」と返事しておいた。
今回は7ヶ月の旅で、サイゴン(ホーチーミンとは言わず)へ行ってからベトナムを北上する計画らしい。
もう3年もアメリカには帰ってないと言ってた。
ドンムアン→クアラルンプールは定刻通り。
クアラルンプール→関空も前回のようなディレイもなく定刻運航だった。
関空到着1時間に気温4度とアナウンスがあった。
32度から4度へと真っ逆さまの感覚だね。
外気にさらされた途端にブルッときて、電車に乗る前から鼻水が止まらなくなった。
いつもの事だが、関空に降り立つと空港も電車も人々も日本はなんと静かなんだと思う。
秩序ある日本であって良かったと思える瞬間だ。
今回の滞在はこれで終わったが、撮り貯めたビデオは時間掛けてじっくり編集したいね。
それに、見えて来たものがあるので、掘り下げて研究しなければ・・・・
(完)