2/7日記より
約束の時間に着くと皆スタンバイOKだった。
結局、Jちゃん、ニッポン、オレの3人でモーラム観賞に行くことにした。
その前にJちゃんは誕生パーティに招かれているのでちょっと顔出してすぐに戻ると言い残して一時バイクで去って行った。
そこへジェラードがいつになく真面目な姿で通りがかったではないか。体調不良で飲んでないと言う。
そこへJちゃんが戻ってきたので、「ジェラードが一緒に行くと言ったらどうする?」と尋くと、
「彼の英語は難しいから、3人だけで行きましょう」と言う。
ジェラードには、「すまんな、予約は3人分だけなんだ」と言い残して会場に向かった。
到着した20:40頃は好きな位置で席取りできたが、22時頃は700-800人程、23時頃は1000人以上に膨れ上がった。
Jちゃんの友達も合流して、ウィスキーで乾杯。
ニッポンが花の首飾りを買って来て、みんなに配って記念撮影。
ショーは宝塚歌劇団の様相。
ダンサーはレディに見えたが、ズームすると殆どがレディボーイと判明。
華やかだ。イサーン地方の人にモーラムが根強い人気があるのが分るような気がしてきた。
ステージの真ん前ではローカルの人々がクネクネダンスを始める。
オレも酔った勢いで仲間に加わった。そのうちJちゃんや友達もクネクネ始める。
ウィスキーが空っぽになったら次はワインが用意されていた。
ビールから始まって、ウィスキー、ワインにクネクネダンス。これは堪えたね。
日付が変わろうとする時間になった頃、「疲れた。もう帰りたいよ」。
Jちゃんは、「あと30分だから居なさいよ」と言う。
でもオレは30分で終わらないと見た。何故なら、こうした場合タイ人は狂うというか、時間など気にしないからね。
翌日、「何時まで居たんだ」と尋ねると、「3時まで居た」と言う。
やはり予想は当たっていて、先に帰ったのは正解だった。
でも本当に、本当に楽しい夜だった。
Jちゃん、ニッポン、ありがとうね。モーラムがイサーン人にとって心の故郷と理解できたし、
好いものを観せてもらったよ。