この頃、ナムフォンちゃん(10歳)が「コボリ、ゲーオ」とコップ持ってくる様になった。
このナムフォンちゃんがアラブ系顔の男と話してる。
数日前に見た事ある男で、その時はタイ語で用件を済ませるとすぐに帰って行ったが、今はビールをオーダーした。
「あなたはタイ語上手に喋っているが、どこで勉強したのですか?」
「特に勉強はしていない。聴いて覚えた」と。
でも、聞き流すだけでは覚えられない。きっと真剣にリスニングしてたはず。
彼とはタイ語30%、英語70%で話した。
彼はイラン人で名はHamidさん。タイとの関わりは10年だが、この2年間はこちらに住んで仕事してるそうだ。「国は殆どがムスリムだが自分はクリスチャン」とクロスペンダントを首から見せてくれた。
彼の言葉を直訳すると「国のボス(大統領と思っていたが、本当のボスはハメネイという人らしい)は悪い奴で信仰の自由がない、自分は帰国すると投獄される身だから帰れない。子供は呼び寄せたいと写真見せてくれた。
仕事してるソイxxの店はこの頃客が少なく、特にロシア人が激減したそうだ。
住まいはサイアムカントリ近くで賃料4000B。32平米あるそうだが一人なら十分過ぎると。
アラブ系は無表情な面から何を考えているか読み取れず、怪しいという先入観があったが、やはり話してみるもんだね。少なくとも彼からはこの先入観が消えてしまった。
クリスチャンだけに、ウェスタン思考が身についたからだろうか。
別のファランが来て、奥方が、
「ミヤノイ(愛人)は居ないの?」
「ミーミヤプアットフア、そんなの持つと頭が痛くなるよ」。
ハミドも苦笑。ファランもタイレディに悩まされている様だ。
オレも、「ヘンドゥアイ!、賛成!」と言ってやったが、
この辺りに出没するファランは結構タイ語喋る。