最後の朝を迎えた。
午後には当地を離れてバンコクで一泊し、明早朝の空港行きに備える事にした。
ここに居られるのもあと数時間。
最終荷造り終えたら、見慣れた(見飽きた)光景ではあるが、周辺をひとっ走りしてからおさらばすることにしよう。
昨日、ピムちゃんに帰国の挨拶に行ったら、次来るときにソーメン・ツユ・ラー油を、お金払うから買って来て欲しいと頼まれた。
スティーブは4月にイングランドに帰り、スタートさせたばかりの店はアンに任せて、8月に戻って来るとの事。「また会おう、ナイスな出会いだった」と彼は言っていた。
いいねえ。彼らはアジア人を見下しているという邦人もいたが、少なくともスティーブはリスペクトを持って接してくれた英国紳士と映る。
夕方にはsomママとjoshuaが会いに来てくれた。
ビザ関係が順調なら母息子はイギリスに渡ってしまうから、次に来た時はもう居ない可能性が大だが、この日の話では5月はまだ此処に居るようだ。そして2年でまた戻って来るとの事。
joshuaには、「オレがイギリスに遊びに行った時はテイクケーしてくれよ」と頼んでおいたが、今の齢ではピンときてないようだった。
今はテキサスに住んでいるデーンとsomとの電話に、共通の話題として時々オレの名前が出てくるそうだが、こそばゆく感じる。
そしてsomからは、「私達これからもずっと友達でいましょうよ」と、暫しのお別れとしたが感動的な時間だった。
ハースは居なかったので、シスターにオレのメッセージ託した。
ウェンもおらず、パットにメッセージ託した。
する事(挨拶)終えたらスッキリしたね。無性に飲みたくなった。
で、最後はやっぱりWへ。
ワンダおばちゃんにも挨拶。
ここでは初めて日本人と会った。近くのコンドーに宿とっていてソンクラーン明けまですむそうだ。
何度か顔合わせた程度のちょっと怖い感じのスキンヘッドファランが来た。
お互いに、「ヤー!」。
「オレ、明日日本に帰るんだ」
ファランも、「オレも明日イギリスに帰るんだ」と。
「コレ食べないか」と差し出してきたのが虫の揚げ物。
「遠慮するよ」というとこのファランは自分の口に放り込んだ。
とにかく、今回もなんとか無事で、有終の美で結べたかな、と自分では思っている。
明日は寒い日本か。
大阪の予想最高気温が9度なら、自宅に着く夜には5度くらいになっているかな。
想像しただけで身体がブルってきそう。
暖かい南国で頭も身体も弛緩しきっているから、風邪には気をつけないとね。
2ヶ月旅の垢を落とした頃には、また想い出話で再開しようと思っている。
少し休みます。
ありがとうございました。
今、空港です