そこはセントラルの、とあるバー。
引田天功似レディの呼び声にフラフラと入って行ったね。
隣のファランはコップに詰まった伝票を整理会計してるところだった。
オイオイ、何枚重ねているんだ。他人事だが相当額と思えた。
そのファラン、ニヤリとしながら1320バーツだとわざわざ見せてくれるんだね。
「お前さん、いったい何本飲んだんだ」と言ってやった。
こんな上客ばかりだとキャッシャーもホクホクだろうね。
メジャーエリアは客数多いから中にはこんなのも居るだろう。
対して、ローカルなエリアはどうか。
テーブルに椅子が数席と慎ましい。
遠くからこんな所まで来るのはまず居ない。必然的に近くに住む者が集まり、顔馴染みになる。
いつものメンバーに加え、新顔も歓迎してくれるようで「一緒にやらないか」と合図送ってくる。
その昔は、ブロンドヘアーのデカい図体野郎は何考えてんだか、ぐらいに敬遠してたもんだが、実際話してみればオレ達と変わらん普通の人達だ。
日本人と知ると「何処に住んでいるんだ?、日本の物価は高いのか?、こんなビールはいくらぐらいか?」など問いかけてくる。
大阪は800万人、東京は1000万人以上、100万人都市なら他にいくつもあると説明したらbig countryだと驚いていたね。彼らとの会話で知ったのだが、対してヨーロッパでは30万人もいればbig cityの部類に入るそうだ。
ノルウェイ人には、「あなたの国がノーベル平和賞を中国人にあげたら中国政府は輸入をストップさせたらしいね。中国ってストレンジな国だろう。日本は隣にあんな国があるんだよ」なんて話すと、彼も、あの国はアブノーマルと同意述べる。
国は違っていても民主国家なら感ずるところは同じと価値観共有し合えるね。
有難い事に、こういうエリアには中韓人が出没することはまず無いし、日本人以外に間違われた事はないのが嬉しいところ。
メジャーエリアは華やかさを売るエンタメスポット。
ローカルは地味だが、国際親善エンジョイする憩の館(?)、と捉えてもいいのかな。
ついにネタ切れです。
想い出シリーズはこれにて一旦終了します。
サックスに戻ってもなあ、書くほどの技量の進展もないし、
ああ、困った!
無題
11月は残念