この地でファランはモテモテです。
年配者で赤いシャツ着ても違和感ないしね、オレ達からみても奴さんらはカッコいい。
カッコいい一つがコミュニケーション力というか、相手の顔見て話す、また話もしっかり聴く。一方的に話したり大声張り上げることはしない。ちゃんとコミュニケーション取ろうとするところだね。
アジア人とはちと違う。では、なぜ違うか、それはたぶん、根っこが狩猟民族と農耕民族の違いかなと思う。狩猟は獲物を狙って大地を移動するから他民族に遭遇する可能性大。その場合、敵でないと知ってもらうには
コミュニケーションが重要だ。勢いジェスチャーも大きくなるのかな。
それに比べ、農耕民族は移動しないから他民族に遭遇することは稀。更に、単一民族とあれば以心伝心と、
言葉は多くを必要としないから、勢いおざなりになり易い。と、まぁ、これは独断我説です。
W・musicバー、Bバーなどはファラン御用達。アジア人が行っても相手してくれません。
ここでもモテモテのファランは一見優雅そうに見える。
そこで、馴染みになったファランに不躾にも直接訊いてみた。
「ファランは普通何をしてるんだ?」
「ゴルフしたり、プールに浸かったり、飲んで、食べて、偶にバーに行って」と。
何だ、オレ達と変わらんじゃないか。
この地では、今まで接してきたファランはイギリス人が最も多い。 何故か、これも直接訊いてみた。
①まず気候の問題、イギリスの空はいつもどんよりしてる。②物価が安くて生活が楽。 ③言葉が通じる、レディなどはその下に位置する。
同じ質問を邦人に向けたら、多分逆順の答えが返ってきそうだ。 日本人が通ったあとは相場が上がると言われてる。短期だから金にもの言わせて 何でも済ませようとするんだね。昔はオレもそうだったと思う。
でも、ファランは基本的に長期滞在の年金生活者だから相対的にキーニャオ(けちん坊)で、お金遣わずとも過ごす方法を知ってるみたいだ。だからファランが溜まるところは原則安くて安心安全と、この頃は敢えてそういうスポットに目を向けるようにしている。
と、ここまで書いてきたが、ファラン礼賛ではないよ。ヒューマン・ウォッチングの一環として見たまま、感じたままを書いてるだけです。 マルカーノ小父さんはeverybody watch what farang doと言っていたからね、自意識過剰な面もある。羽目外して事件事故に巻き込まれやすいのもこうしたファラン達だね。
此処はオレの好きなlive music barの[we are the world]。
oldies popsばかりやってるから客も自然ファランばかりとなって邦人はまず見かけない。
この夜もBeatlesもRolling Stonesもやっていたね。
イングランドと話してたら、横のおばさん(多分ワイフ)が割って入って、「国ではBeatlesファン、Rolling Stonesファンは今もいっぱい居る。でも好きなのはどちらか一方だけ。両方とも好きな人はいない。あなたおかしいわよ」と。 「へえ、そんなもんかねえ。どちらも好いものは好いと思うんだけど」と、言い返しておいた。
8ヶ月前に撮ったperforming farang at "we are the world"
了承得てないので一週間だけアップし、削除します。
Tom Jones、Paul McCartney(9:45頃)も歳とったね。
Satisfaction. 高校時代、破れたスピーカーみたいなエレキサウンドが気に入っていた。
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