その彼が先にやればオレのビギナーぶりが際立ってしまうのでやりにくい。そこで「霧笛が俺を・・・」を先にやらせてもらう事に。
イントロに続いてメロディを吹き始めた瞬間、あーっ、いつもと違う!。練習ではDAMカラオケの音源を用いていたが、ここにある機種はUGAというやつで、キーが違うのである。出だし2,3フレーズで中止。ここでY君が助っ人でマイクを握り続きを歌ってくれた。
続いてW君が音源なしの独奏。やはりキャリアが違うね、サマになっている。ところがハタと気付いた。連中はあんまり聴いてないような・・・気ままにお喋りモードではないか。
しかし、考えてみればそうだよな、遠慮会釈の必要ない集いはそうそうあるものではないし、童心に返れる数少ない機会だから思い出話が勝るのは自然の成り行きか。絆があるもんね。
今回得た教訓は、TPO心得るべし。このメンバーが集まる時にサックスやるなどは以ての外。もうやらない。
いや、やるかも。
数名は想いを込めた抜群の歌唱力を披露。幼少時代からそんな素養があった? いやいや、ここを辿るまでの人生、それぞれに風林火山だったのでは・・・訊かなくても分かる。その証と受け止めた。
宴会終了後も場所を変えてはまたもカラオケ続行。一旦、赤茶けた湯船に浸かり、部屋に戻った後も昔話は尽きない。気がつけば午前3時になっていた。
これからは年経るに連れ一人抜け、二人抜けとなるだろうから、気力・体力がまだある今回は貴重なイベントになった。
今回発案者のK君に幹事役を務めたSちゃんには感謝。いえ、集まったみんなにも。全員同じ気持ちだったはず。
そう遠くない将来、また集いたいな。
この記事にトラックバックする