でも、不思議・・・落ち着いた自分が居て、焦ることもアガることもなかった。何とか最後までやり通せたもん。
練習時のそれを10とすれば、今回の出来は7,8くらいというところか。
原因は分かっている。音だしが全く無しでいきなりメロディーだもんね。ウォーミングアップなしでいきなりマウンドに登ったピッチャーに例えるなら、「行き先はボールに訊いてくれ」の心境ではないか。
人前で初めて音を発したビギナーの一回目としてはそれなりではなかったかと自己評価。
伴奏が聴き取れるかが最も心配だったが、十分に聴き取れた。きっと音響設備が良かったからかな。
本日の演奏はドラム、サックス、ドリマトーンの3種。このうちエレクトーンを大型化したようないろんな音が出せる電子オルガンみたいなのがドリマトーンというのは初めて知った。
副産物がひとつ・・・それは、
同じサックス部門の3番目にABBAのDancing Queenを演奏したNさんから、(お世辞と分かってはいるが)
「柔らかい音だった」と評してもらった事。オレは強く吹いて、いつもはかなりのガナリ音になるのだが、当日は準備がなかったせいで息が入らなかったからそう聞こえたのではないか。そうであれば、そんなに強く吹いてないのに音は出ているということになるから、この辺りをもっと研究する必要ありと思えた。
もう一つは、
こうしたシチュエーションは普通は緊張するもんだが、初回にしては舞い上がる事はなかった。
それどころか、適度な緊張感が心地良い。終えると、あぁ何とか無事だったなと快感に近いものが沸いてきた。もし上達したなら、これが爽快感に変わるのではないか。もっと真剣に取り組まねばと改めて思い直した次第です。
(終)
お疲れ様
次回もたぶんソロ
この記事にトラックバックする