鹿島在住経験のあるおばさんから片言日本語で、「一人? 女はいないの?」と言われた。
「タイの女と居ると頭痛がしてくるよ」
「ここの女には気をつけなさい、お金だけだからね」と有難いアドバイスを頂いて、
「それはもう知ってるよ」と受け答え。
ガレージから自転車引っ張りだすと、バイクに跨ろうとしてた見知らぬ若い女に、「ウォーキングに行かないか」と声掛けられた。
何故オレを知ってる?と思ったが想像はつく。隣近所のおばちゃんたちは界隈に住んでる外国人を観察していて、あそこはこんな人が住んでいて気前がいいとかけちん坊だとか。とにかく暇があれば井戸端会議が好きみたいだ。若い女もオレがプードルや子猫を可愛がっている時見て、うわさ話を見聞きしていたのだろう。
見栄えがして服装もそれなりだから風俗関係に間違いないと、ここはキッパリ「行かない。面白くない」と断った。旅行者ならホイホイついて行くかもしれないが、散財させられるのは見えている。
オフシーズンだから客も少ないのだろう。