残りヤードをキャディのアドバイス受けても、キッチリ番手通りの距離方向が出せる技量もまだないオレには今日のラウンドはキャディ無しでも十分。
フェアウェイど真ん中を闊歩できる楽しさを満喫したね。
ここは必ずまた来ようと思った。
あとは帰るだけ。
レセプションに、「スクンビットへ出たいんだがどうすればいいか」とダメ元で尋ねてみた。
返事に困ってる様子で笑みを浮かべているだけ。
そうか、歩けという事か。
朝方、ヒルに送ってもらった距離感では3kmと読んだから40分もあるけば着くだろうと出発すると、5分か10分ほど歩いたところで軍人のバイクが横に停まり、「どこまで行くんだ?」
「スクンビットまで」
「ちょっと待て」と、後続の車を停めさせた。
おそらく「この人をスクンビットまで同乗させてやってくれないか」だったと思う。
ドライバーは受けてくれて助かった。
「来た時はどうやって来たんですか?」とは誰しも思う事。
ヒルに送ってもらった経緯を説明するほどタイ語力はないから、
偶々知っていたタイ語で「アティバイヤーク、説明難しい」と言うと、
「オッ、タイ語話せるんだね」
「あのゴルフ場は気に入ったので、また来たいがどうすればいいでしょうか?」と尋ねると、
入り口でバイタクを拾い、運ちゃんに電話番号聞いておいてプレイ終えてから連絡すると迎えに来てくれる」
そうか、そういう手段があったのか。
人の集まる所には必ずと言っていいほどバイタクサービスがあるが、ここは軍隊施設内だからそんなのは無し。しかし、こんな方法があるなら足の確保も困らない。
このドライバーもチップは受け取らなかった。
朝からヒルに、帰路は軍人さんやドライバーと親切な人に出会えて助かった。
結局はコミュニケーションとれたからと思っている。
今日の経験でラウンドに関しては他所の高いコース回らなくてもよいではないかと思い始めた。