Big Cで買い物ついでに足拭きマットを見つけた。
練習場には毎日は行けないが、イメトレにたとえ10分でも振っておきたい。
スイング練習はガレージを利用しているが下はコンクリートだから、このマットがあれば・・・、たったの59バーツだった。
18時きっかりに着くともう全員揃っていた。
マイケル、エーン、ジェラード、名前はまだ知らないが界隈に住んでるオーストラリア人とオレの5人。
こうなれば当然昔話だが、ブティックの今を聞かされ驚いた。
ずっとシャッター降ろし、人の気配がないから何処かへ引っ越したかもと想像していたが、エーンの話によるとニポルとトーイは離婚して、特にニポルは全てを失い住むところが無くなって、食にありつける坊さんになるしかなかったという。
実娘のナムフォンはトーイが育児放棄で今はエミーが面倒見ている。
エミーの旦那はタバコが原因で8ヵ月前に亡くなった、等々。
これを知ったからにはすぐ近くにあるランドリーに行くとエミーは居て、ナムフォンも居た。
尋ねると、二ポルは坊さんになってコラートに、トーイはコンケーンに住んでいると言う。、
ナムフォンは12歳になっていて身体も大きくなっていた。「日本語勉強している?」には照れ笑いしていたが、随分成長した少女になっていた。
ニポルとトーイは再婚同士と知っている。ブティック時代には鞄職人でそれなりの居場所があった二ポルだが、現金収入になる食堂に業態変えてから収入が落ち込み、主の役目を果たせなくなってトーイが愛想をつかしたのではないかと想像した。
オレ以外の全員がオーストラリアのブリスベン出身者。エーンはタイ人女だがマイケルと結婚して2年も住んでいるからみんながNative english speaker。
オレが黙り込むとマイケルが「何故話さない」と突っ込んでくる。
「native einglish to english, I don't understand」と言うとマイケルは「I'm sorry」と言う。
「日本と北朝鮮は戦争始めるのか」等々の話題も。オーストラリアでも北朝鮮問題は大きく報道されているそうだ。
8時半に解散したが、日本語無しでこんなにも持つもんだと我ながら思った。
今宵もナイスなドリンクだった。