昼のぶっかけ飯済ますと隣テーブルのレディ達がかき氷を美味しそうに食べ始めた。
「それ、どこで買えますか?」
「そこ!」。すぐ後ろの屋台だった。
これでたったの15B(50円)。
「ワンさん、良かったらコレ試してみてよ」と、ドライカレーの素を渡した。
ワンさんは料理人だから日本語で書かれてあっても写真だけでどういうものかすぐ分かる。
オレが知ったころはワンさんは屋台だったがホテル料理人に出世してからはロオッの友達のおばさんが引き継いでいた。
屋台と言っても屋根付きテーブルが備わっているから食堂と呼ぶのが相応しいか。
そして今回来てみると、知らないレディとファランのカップルが食堂をやっている。
ファランは厨房でなんか忙しく動いているが、表情が硬くいつも怒ってるような感じで近寄り難い。客商売ならもう少し入り易い雰囲気にしてもらわないと。おそらく思い付きでレディの言い成りでこの商売始めたのではないかと想像したが・・・
夜の10時過ぎに帰って来るとランドリーはBBQやっていて、食べろと言う。
出掛ける時は全くそんな雰囲気は無かったのに、前もって聞いておれば他ではなく、ここで済ませていたのに、今日もマオマオ(酔っぱらった)だった。