一期一会

 

プロイちゃんは「故郷に帰る。もうパタヤには戻らない」と、FBでメッセージ送ってきた。
今回来てみると、このアパートを去って暫くになるから音信も途絶え気味になっていただろうか、ジェンちゃんもエムさんもその事実を知らなかった。

プロイちゃんは知り合った頃はブッカウホテルのオフィスワークやってたが、あれもこれもと仕事を押し付けられ、こりゃ溜らんと辞めてしまった。次にジョムティエンでのマッサージ職もアレルギーが出たと一ヵ月で辞め、最後がプラタムナックのレストランでサービス職。

田舎では稼ぎにならぬと都会に出稼ぎに来たが、期待ほどではなかったと諦め付いただろうか。

帰省後の写真をFBに載せていたが、リラックスした好い顔になっている。
彼女にとっては故郷で生きて行くのが一番良いのでないかと思えた。

スイスマイケルも出会った頃は好々爺に見えていたが、次第に我儘な爺さんと気付いて距離置いた。しかしパートナーを母国に連れ帰ったなら、もう当地に来ることはないだろうから会うこともないだろう。

この地ならではの出会いがあって別れがある。この繰り返しだ。

まだ始まったばかりだが、一期一会でいいからピーターやメイさんの様に誠実な人柄ならいつでもウェルカム。