この頃、固定されてきた。
どの部屋でも構わないが、慣れてくるとより落ち着ける。屋外の時とは異なり、練習パターンも変わってきた。
まず、楽器組み立て、ストレッチ、アンブッシュア体操、呼吸練習等から始め、最初の音出しまで20分は掛かる。続いてマウスピースだけで5分、ネックを装着して5分。リードが最大限振動するポイントを探る為だ。いつも同じ方法なのに、この段階で本日の調子具合が何となく分かる。リードをローテーションで替えている所為だと思うが、おかげでこのリードは良、これはダメと区分けする様になった。リード一枚で調子が変わってくるから吹奏楽器とは微妙で不思議なもんだ。
次に、鏡の横に留意書きをぶら提げ、横目でチラチラ見ながら全音階でロングトーン。ここまでで一時間は要す。おっ、今は調子がいい、これは録音、とやってみるが、あとでヘッドフォーンで聴けば萎びた大根みたいなスカスカトーン。吹いて聴こえる音とはこうも違うものか、パワー(腹式呼吸)が足りてない証だといつも思う。トーン作りする為にはこの部分にもっと時間を掛けなければ・・・。
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