39度の熱からは半日で解放されたがその後も微熱は続き、食欲もなく身体全体がシャキッとしない。なんたってビールが旨くない。
4日も経ってるのに今晩もこのビールが旨く感じなければ身体になんかの変調来しているはず。
もしそうならば明日はスクンビットノースにある日本語対応可能なバンコクホスピタルで診察受けようと覚悟決め、Wで1本だけ飲むことにした。
空いているカウンター席は同アパートに住むスカルマーフィ似のファランの隣席しかない。
このファランとはハローくらいの挨拶だったが、図体もでっかく怖い顔してるから近寄り難いが、
ちょこっと話したところによれば、イングランドのヨークシャー出身。彼らは自分の国の事をイギリス(Great Britain)とか言わず、構成連邦単位のイングランド、ウェールズ、スコットランドと答える。
比較度数の高いチャーンビールを氷で割るとちょうど良い飲み具合で難なく飲めたから明日の病院行きは必要なさそうだ。
これに先立つ昼前にAさんの部屋訪ね、明後日に遊びに来るというAさんの友達のアテンドを頼まれていたが、「今晩の様子見次第だが明日から1,2日病院通いが必要になるかも知れない」。
39度の熱を見たときに彼は、オレがデング熱にやられたと思ったそうだ。彼自身も経験がありその時は40度の高熱でうなされ10日間の入院を余儀なくされたとか。
普段39,40度の熱なら意識朦朧としているはずだが、そうではなかったので疲労が溜まっていたところに熱中症ではないかと。
たぶんにオレもそう思う。昼間の動き疲れ、夜の飲み疲れ、その分夜はグッスリ眠れるからいいやと思っていたが、単純にそんな話でもないね。
新陳代謝機能も年々衰えているだろうし、自分の年齢と十分に相談しなければとつくづく思った。