例年の新年祝い花火打ち上げが今年は中止になったらしい。
過去5年連続で観て来たからもういいか。
厚手のバスタオルも数時間で乾いてしまうほど、強い日差しだ。
パイリーンとデカ耳遊び。
一緒に居た男の子供たちとはキャッチボール遊び。ここの子供らはサッカーボールは慣れているが、この種は全然ダメ。とってすぐ投げ返すプレイを教えるとついてゆけず身体で受け止めたりと、でも結構面白がってくれた。
ラッスとピーターは16時ごろからもうやっていた。
立ち話していると、隣の家のファランから怒ったような表情で、「これは君の車か?」と尋かれた。
「違う。オレの愛車はあの自転車だよ」
どうやら家の真ん前に駐車されて憤慨しているようだ。
そのうちラッキー・クッキーの飼い主と、またそこに居候するファランとも言い合い始めたり、どうもこの人は隣近所とはうまくいってないように見受けられる。ドイツ語の響きがするから、そんな遠い所からこんなところに来てまでして嫌な想いせんでもいいだろうに。この地でトラブル起こすと外国人は必ず負けるからね。
今日は週に一度のカレーライスの日がある和食堂へ。飲む前に先に夕食すませ、
ビーチは砂浜で酒盛りやってるグループもチラホラ。
今時期日本ではあり得ない光景だから、やはり南国に居るんだと実感する。
3時間後に戻るとファランばかりが5人に増えていた。
ラッスが席をずらして空けてくれる。
「自分は2日後に一時帰国するが1月下旬にまた戻ってくる」。
「オレはその頃はまだ此処に住んでいるからまた一緒しましょう」
「オーストラリアは日本にいっぱい輸出している。買ってくれてありがとう。自分が日本に遊びに行った時は案内してくれよ」。
「Why not、いいとも」
オーストラリアの何処の都市に住んでいるかと尋ねたら、聞いたこともない名だった。
彼は年金無し。農場と土地を持っていて、周囲はパラパラと人がいるだけだと。
広大なあの国で日本の数分の一の人口ならだいたいイメージできるね。
映画「クロッコダイルダンディ」を想像した。
今日辺りからすっかり落ち着いた感あり。旅でもなく生活滞在そのものを楽しもうと思う。