「お客様の席は予約時に10D席となっていますが前方の静かな席に変更可能です。如何いたしましょうか?」
じゃそれで頼む。
前方はビジネスクラスで前に壁があって足が延ばせる。ラッキーだね。
搭乗機はB787型機。うわさ通り窓が広くて、エアバスA330型機よりもゆったり感がある。
予定より50分も早く現地時刻21:45に着陸。正味フライト時間は5時間40分だった。
空港タクシーは50B上乗せされるから大通りに出て流しを捕まえた方が安上がり。
同じことを考えてる邦人2人組が居て、ホテルは同じ方向で数百メートルしか離れてないから「それじゃ一緒に同乗しましょうとなった。
ところが2人組の一人が客待ちしているタクシーに声掛けられ、400Bなんたらと交渉している。
「オイオイ、このタクシーはメーター制でないのか」
覗き込むとメーターが付いてない。
経験から、こうした客待ちタクシーは悪質ドライバーが多いと知っているのでトラブル避けるべく「他の車に当たりましょう」
でもその一人はその額でいいそうだ。こうして現地事情に疎い邦人はぼったくられるとも気付かないだろうな。
しかも邦人は英語。ドライバーは数字は英語を解せるが何ともあやふやな交渉姿勢。
そこで、オレがタイ語で「どうして400なんだ。普通は250くらいだろう。車で400なのか、一人当たり400なのかはっきりしてくれ」
結果、車で300B、一人100Bに落ち着いた。
着いた先はネットで予約していたPホテル。
寝るだけだから安宿で十分と一泊1569円のホテルで、余りの安さに不安感が無いでもなかったが、まぁコスパに優れた部屋だったね。ちなみに予約先のリクルート系のじゃらんネットでは700B相当で、これに500円割引きクーポンが付いている。
今後もバンコク泊を余儀なくされる場合はここにしようと思う。
想定外に早く到着したので早速3年ぶりに街を流してみよう。
昔はよく遊んだナナプラザは店の名前は随分変わっているが雰囲気は昔のまま。
カウボーイはこの時間でも満員盛況だった。たださすがに大音量でのミュージックは流れてない。
プミポン国王の逝去で自粛ムードはまだ続いているようだ。
寝酒にビール探したがコンビニは酒コーナーはカギが掛けられている。
周囲のレストランは小瓶で100Bと高い。
何とか安い食堂を探し当て70Bのビールを発見。
これでもパタヤならバー並みの価格だね。
バンコクに長居は無用。
明日は早々にパタヤ入りしよう。