昼飯帰りにサードを流していると、「コボリさーん」と聞こえた。
んー?、誰?、
声の方向にピムちゃんがマッサージ店の軒下テーブルでおばさん達と駄弁っている。
自分の食堂とは結構離れていて、しかも昼飯稼ぎ時に、なんでこんな所に居る?
たぶんお店はライおばさんに任せ、自分はここには遊びに来ている様だ。
この人、私の友達だからマッサージする時はこのパーイさんを指名してあげてねと聞いていたから翌日早速向かった。
タイマッサーコースを選択。1時間みっちりやってもらったら身体が軽くなったが、施術するレディは重労働だね。一日3人も客取ればくたくたになるのではないか。
150Bにチップ50B計200B(約600円)置いたが、日本でのそれなら10倍はするね。
終えてドアー出ると昨日もいた気立ての良さげなおばさんと少々会話。
日本人の恋人が居て名前はスズキ。年1回1ヶ月滞在するそうだが、年齢は70歳だと。
その年齢で恋人と称するレディが居るという事は・・・、日本で枯れたご老人になるよりずっと良い。
ジェンちゃんのカラオケ店にはこれまた85歳の日本人客が来てるそうだ。
失礼ながらもその御年で外国まで行ける気力体力があり、色恋をエンジョイできるのは考えようによっては幸せな人たちかも。
その年齢に達した頃にオレはどうしているかなと思ってしまう。