待ち合わせ場所で合流するとSさんが、「今日はこれから午後3時ごろまで雨予報が出ていて雷警報もある」とスマホを見せる。
バイタク乗ってる途中で雷雨に会っては敵わんという事で急遽前回と同じRTCに変更。
Sさんは今週すでに3ラウンドもこなしていて変わらず好調を持続。
オレもコース前の練習では今日こそはと思わせるショットに手応え感じていたが、ホールに立った途端に逆戻り。まぁ上級者は上級者なりに、そうでない者はそれなりに楽しめるのがゴルフだからスコアなんぞで一喜一憂してはいかんと自分に言い聞かせ。
帰りにいつもの定番コースロオッ店での打ち上げビールは旨かった。
10時過ぎにスタートして2時過ぎに終了と、18ホールを4時間余りで周った。
帰りはロットゥに乗れて30分で帰着したが、まだ早い時刻。
熱覚ましにロオッ店に寄って、冷え冷えのビールで今日のラウンドの反省会。
Sさんの球筋はフェードボールで距離も出るし、普段は40台で回るそうで、オレより上手だが
時々ポカがあり、これはご愛敬だね。
今日のラウンドを反省修正すべく明日練習場に行くと言うとSさんも行きたいと言う。
翌日昼過ぎに合流。
二つ前の席で打ってた日本人がベタ足で打ってるのに気づいた。
理論的にはベタ足だと右足がスウェイしないから上下動防止には適していて、ダフリ、トップが減少すのではないかと自分なりに解釈。苦手な5番アイアンがそれなりのイメージ球になって来たから、ハンドファストはコレかな。
今週木曜日にはLPGAを観戦に行って翌日に一緒にまたラウンドしようとなったから、週初めに2回はベタ足打法を研究練習して、次は50を切って45は無理でも47-8で上がればと、内心目論んではいるが・・・
この日は晴れてはいるが湿度が80%以上と高く、蒸し暑さでムンムン。
七番の茶店にゴルフ道具を持たないファラン3人組が駄弁っていて、「それはゴルフ場を撮っているのか、それともスイングを撮っているのか」と質問。
「もちろんスイングだ。good shotだけyoutubeに載せるんだ」と言うと、納得の様子。
3人が見てる前で力んだのか、左にフックでOB。打ち直しが右へプッシュアウトでまたもOB。
ファランが「ワンモア」と声が掛かる。今度はフェアウェイど真ん中にナイスショット。
後半9ホールは3人組プレイヤーの後に続いてスタート。
ところがいつの間にか前が6人組になっていた。
おそらく追いついたところで合流したんだろうね。5人打ちは聞いた事あるが6人打ちとは如何に。
5番ホールで待ってる所にいつの間にかタイ人女プレイヤー二人が後ろに。
おかしいな、後続は確かファラン二人組のはずなのに。
ティーショットが池の方向に。これを見ていた女が「池、イケ」と言うから「チンロー、本当に?」
「マイネージャイ、絶対ではないけど」。
これならこの二人組と合流してもいいかなと思ったけど、もうスタートしたから無理。
ところが次の6番グリーンには、後続のファラン二人組とさっきの女プレイヤーが一緒に上がって来た。
へえ、こんな事も出来るんだなと感心。さすがマイペンライの国タイだ。
七番ホールに来ると蒸し暑さと体力消耗でもうバテバテ。
あがってクラブハウスに戻ると、果実の入ったジュースの旨い事。生き返った気分。
ひと休みしてバイタクに電話すると10分ほどで迎えに来た。
ここでプレイするのは二度目だが、自力で来るのは初めて。
三週間前にヒルから教わったポイントで下車すると、真ん前のfamily mart軒下にバイタクの溜まり場があった。フムフム、これにゴルフ場まで行って来れと言えばいいのだな。
「Marines golfに行きたいが、いくらで?」
「30B」
驚いたね、100Bは覚悟していたがたった30Bとは。
タイ語だったから相場を知っていて誤魔化せないと思われたのか。やはりこうした場合はタイ語は武器になると改めて思った。
帰りの迎えも頼むと言うと、番号書いたメモをくれて足の心配はもう無くなった。
検問所はパスポートと引き換えに通行できる仕組みの様だが、「持ってない。そこでゴルフするだけだ」とバッグを指さすと、「OK、行け」。
クラブハウスに到着すると前回とは違ってプレイヤーが少ない。ビデオ撮りしようと用意して来たから、これは好都合。
逸る気持ちを抑えて一番ティに立つと、前後は誰もいない。
123Yパー3を9番アイアンでグリーン手前にショート。2オン2パットのボギーでまぁまぁのスタート。
朝から腹がゴロゴロと下痢症状が47日目にして初めて。
原因は、昨夜ロオッ店に寄ってみると仲間内で宴会中で、BBQのイカ焼きとムール貝を食べさせてもらったが半生だったから軽い食あたりかも。
昼間は打ちっ放し練習へ。
併設のショップには買いたい五番ウッドもあったがセコハンでも2580Bもする(一万円近い)。
日本ならオレの知ってる何でも屋なら1000円くらいであるはず。
タイで調達するのはもう諦めよう。
今回の練習目標は、両ひざはどっしりと構え動かさず、上体だけ捻転、クラブを寝かすテスト。
始めは違和感あるも後半は納得の球筋もチラホラ。
これなら明日辺りコースを周ってみようかと思いついた。
夕方までにはゴロゴロが治まるとして、明日朝の天候(雨が降らない限り)次第で、予約不要の
Marinesでプレイしようかな。
スタートがいきなりロングホールで力んだのか、ドライバーがブッシュの中へ。
結果的には5オン2パットのダブルボギーで収まったが、自分の感覚ではなかったので、これがあとあとまで尾を引いた。
ボギーが3個とあとはダブル、トリプル、ダブルスコアもあって、最後まで調子が掴めなかったが、4番ホール135Yを8番アイアンで2オン1パットのパーと、初めてオーナーを取れたのは気持ち良かった。
飯抜きで後半も続けて回ろうとなり、結局18ホールを4時間10分で終了。
3人はオレと同レベルだったが、一人は上手になりそうな素質ありと観た。
ビデオ撮り目論んで三脚も用意していたが、そんな余裕はなかった。
3人とは「コープクンクラップ、ポップガンマイ、ありがとう、またお会いしましょう」と握手で解散。好い人達だったな。
キャディはバッグを車まで運ぶというが、帰りは乗り合いソンテウと言ってここでお別れ。
チップはいかにもあげます態度ではなんだからね、さりげなくこっそり渡すと、自分の制服のキャディ番号は09名前はフィルと書かれた刺繍を見せて、また指名してねと言わんばかり。
最初の緊張感は何だったんだあ。
本コースはこれで2回目だが、前回もアメリカ人のヒル、軍人さん、同乗させてもらった運ちゃんに、今回も同伴誘ってくれたプレイヤーにキャディさん。オレは出会いに恵まれているなと自画自賛したい気分。
2時半には帰路に就いたがまだ早い時刻。もう9ホールを周れる程時間もあったが、ここはまた来るぞと誓いながらソンテウに乗った。
ゴルフ日の寝覚めは早く6:30に起床。
8時過ぎに出てスクンビットでソンテウ拾い、二十数キロの道程だが乗り合いだから50分も掛かった。
クラブハウスレセプションでプレイしたい旨告げるとスタッフはきょとんとしていて英語が通じなかった。
男のスタッフを呼びに行って説明を受けると、18ホールだとグリーンフィー・キャディフィー込みで520B。9ホールだけプレイも可能だそうだ。
「で、キャディチップは如何ほど用意すればいいのですか?」
「あなた次第で300B~」
現れたのは若いがどこか陰のありそうな小柄のレディで、愛想どころか緊張感が漂ってるのがありあり。
無理もないよな、ファランでもなく、タイ人でもない。日本人か韓国人と想像しただろうけど言葉の問題でキャディとしての役目が果たせるかどうか、果たせなければチップが期待できないからそっちの方が気になるだろうよ。
聞いた話だが、仕事ぶりの悪いキャディにはノーチップのファランも居るそうだ。
スタートホールで待ってるとタイ人プレイヤーから、「一人なら我々のパーティに加わらないか」と声が掛かったが、3人パーティから誘われるとは思いもしなかった。
「ありがとう、私は日本人でパタヤと日本を半々生活しています。このゴルフ場は初めてでまだビギナーレベルです」とタイ語英語で自己紹介するとみんな納得してくれた様子。
一人が「パンラヤーは?」と質問。
「マイミーパンラヤーマイミーミア、マイミータン、ワイフも愛人も居ません、マネーもありません」とタイ語で答えると、結構受けたね。
表情硬かったキャディもこのトーク聞いていて、「オレの名前はコボリ。タイ語少し話せます」と伝えると、和んできたのが分かる。コボリと言う名はタイ人なら誰でも知ってるドラマ上の人物だからね。
ここ2,3日はまた寒波が戻ってきたか、朝晩が冷え込む。
昨晩は長袖着た上に、もう一枚長袖を腰に巻いて出かけて正解だった。
同じアパートの住人は「イングランドに比べればこんなの暖かい」と相変わらずTシャツ姿。
今日で30日目。
来る前はゴルフバーや紹介所を調べてきたが、Marinesでプレイして以来そんなのどうでもよくなった。
RTCなら交通費込キャディ付18ホールを900B(三千円強)で周れる。Marinesなら600B(約二千円)で周れるからコスパ抜群。
交互に周れば飽きがくるまで今季はここだけでもいいではないかと思い始めた。
此処でそこそこ周れるようになってから他所に目を向けても遅くない。
どんなコースであっても、課題は番手通りのショットが打てるかだね。
来週は課題の練習に充て、再来週には再びサタヒップでと目論んではいるが、、、
残りヤードをキャディのアドバイス受けても、キッチリ番手通りの距離方向が出せる技量もまだないオレには今日のラウンドはキャディ無しでも十分。
フェアウェイど真ん中を闊歩できる楽しさを満喫したね。
ここは必ずまた来ようと思った。
あとは帰るだけ。
レセプションに、「スクンビットへ出たいんだがどうすればいいか」とダメ元で尋ねてみた。
返事に困ってる様子で笑みを浮かべているだけ。
そうか、歩けという事か。
朝方、ヒルに送ってもらった距離感では3kmと読んだから40分もあるけば着くだろうと出発すると、5分か10分ほど歩いたところで軍人のバイクが横に停まり、「どこまで行くんだ?」
「スクンビットまで」
「ちょっと待て」と、後続の車を停めさせた。
おそらく「この人をスクンビットまで同乗させてやってくれないか」だったと思う。
ドライバーは受けてくれて助かった。
「来た時はどうやって来たんですか?」とは誰しも思う事。
ヒルに送ってもらった経緯を説明するほどタイ語力はないから、
偶々知っていたタイ語で「アティバイヤーク、説明難しい」と言うと、
「オッ、タイ語話せるんだね」
「あのゴルフ場は気に入ったので、また来たいがどうすればいいでしょうか?」と尋ねると、
入り口でバイタクを拾い、運ちゃんに電話番号聞いておいてプレイ終えてから連絡すると迎えに来てくれる」
そうか、そういう手段があったのか。
人の集まる所には必ずと言っていいほどバイタクサービスがあるが、ここは軍隊施設内だからそんなのは無し。しかし、こんな方法があるなら足の確保も困らない。
このドライバーもチップは受け取らなかった。
朝からヒルに、帰路は軍人さんやドライバーと親切な人に出会えて助かった。
結局はコミュニケーションとれたからと思っている。
今日の経験でラウンドに関しては他所の高いコース回らなくてもよいではないかと思い始めた。
グリーンフィー300とカート代20のたった320B(千円余り)で18ホール周れる。
主にファランプレイヤーが続々と集まってきた。みんな知っているんだな。
用意できた者から順番にスタート。オレはまだ素振りもしてないからファラン組に「お先にどうぞ」と言うと、「自分たちは6人パーティだから、君が先に行ってくれ」。
1番スターティングホールは池越えの123Yパー3
9アイアンでグリーン手前にショートだが、ダブルボギーで上がり、まずまず。
前半9ホールはドライバーが好調でOBは一つも無かった代わりに、見えない所にハザード(池)があり、良いショットだったと思っても池ポチャと、前半だけで4個もロストした。
一度ラウンドしておけば、落としどころも判るから今日のスコアは度外視でいいか。
長めのミドルやロングホールではユーティリティクラブの5番があれば良かったけど、ウッド系はドライバーしか持ってないから5番アイアンで刻み。
最も苦手なバンカー越えロブショットは2回ともうまくいったが、集中練習した効果が出たかも。
南国ならではのコースか、5,60cmはあろうかと思われる水オオトカゲがフェアウェイをのしのしと歩いている。近くでは猿も現れる。
前半は4個もロストした割には54と、20年ぶりの本コース体験としてはまずまずの出来としよう。
後半は暑さと体力の消耗で集中力が途切れがちと、スコア気にする余力も失せた。
3時半に上がったが、帰りはどうすればいいか考え始めた。
クーラーバッグに凍らせたペットボトル2本入れ、ゴルフバッグ担いで8時前にアパートを出発。
ソンテウに行き先を確かめ、40分で目的地に着いた。
もうすぐ本コースをラウンド出来るかと想像するとワクワクしてくる。
クラブハウスに着くとキャディらしきが近づいてきてオレのバッグを持とうとする。
アレッ、おかしいな、ここはセルフのはずだが、キャディ付に変わったのかな。
ハウス見るとRTC golf clubとある。
「ここはMarinesではないのですか?」と尋ねると、
「Marinesは10Kmサタヒップ方面に行ったところにあります」
ここで詳細な場所を聞いても、何を目印にしていいか、土地勘無いのに一人で行けるわけがない。
仕方なし、今日はここでプレイしようかと思っていた矢先、オレたちのやり取りを聞いていたのか車に居た黒人の男が「10Kmもないよ、6Kmくらいだ」。
男はRTCとMarinesの違いも説明してくれた。「どちらも軍管理のコースでグリーンフィーは300Bと同じだが、RTCはキャディ付、Marinesはノーキャディだ。Marinesに行きたいならそこを南へ数キロ行ってミリタリービークルのある所を右折し、2Kmほど行ったところにある」等々。
「君がどうしてもMarinesへ行きたいなら自分の車で送ってあげるよ」と言い出した。
ここは自力でいつでも来れるが、Marinesは最初は誰かに案内してもらわないとほぼ不可能だ。
これはチャンスかもしれないと男の申し出を受ける事にした。
車中の会話で黒人の男の名前はHill。58歳。アメリカボストンの出身で軍隊上がり。座間基地に10年居たそうで、2008年に除隊、今はジョムティエンに住んでいてこの地に永住すると言う。
オレは少ない年金だから日本・タイと半々生活を送っていると言うと、少ない年金は自分も同じだと言う。
ミリタリービークル(戦車の意味だった)が見えてきて右折すると「ここから2Kmほど先だ」と。
さすがに軍管理地で二か所の検問に遭い、IDカードの提出を求められたが持ってない。
タイ語話せるかの問いにヒルは「話せません。この人をゴルフの場所に連れて行くだけなんだ」とゴルバッグを指さすと、検問は「行ってよし」。
「ここだ」。写真にあったMarinesの文字が見えて来た。
「ミスターヒル、君は6Kmと言ってたが、どう考えても10Km以上走った気がするよ」
「そうだな、キャディが言ってのが正しかったな、ハハハ、ゴルフ楽しんでくれ、グッドラック」と言い残し、お礼に飯代くらいのチップを渡そうとしたがヒルは受け取らなかった。
一籠打ち終えたところでビデオカメラセットすると右隣のファランが笑みを浮かべた。
「これでスイングスタディしています」
「打ってごらん」
一球診ただけで、「君は右足がスウェイしている」。
スウェイは自分でも気が付いていて、これがパワーロスとバラつきの原因。
これを修正しようと実はプロとの比較写真まで作っていたけど、達人にズバリ指摘されると、やはり重点項目と改めて認識。
指摘に留意してやってみると中には納得のショットがあって、
「音が全然違うよ、良くなった。音を気にするんだ、良いショットは必ず良い音がする」等々。
「教えてくれてありがとう。次はいつかコースでお会いしましょう」とお礼を言うと、「いつ?」
本コースはまだ回った経験も無いのに、この問いには困った。
同伴プレイヤーとしてはそこそこと認めたから、、「いつ?」の言葉に繋がったのかと自分の合の良いように解釈したね。
課題が見つかると次からは気合が入ろうというもの。
いよいよ明日は本番。段々テンション上がって来つつ・・・
起きてからベランダに立つとバリハイ方面の高層ビルが霞んで見える。原因は何だろう。
くっきり見える時は遠出サイクリングを。そうでない時はしない、と判断のバロメーターにはなる。
星野仙一氏死去のニュースが朝早くから飛び込んできた。70歳とは早過ぎる。
オレも今年にはその歳になるが、このくらいの年齢になるとあとは天命だろうな。
昨晩夕食前にLKメトロのゴルフバー[The golf club]前を通ると人だかり。たぶんコンペの打ち上げパーティだったのか。これだけファランばかりで盛り上がっていると近寄り難い。
Dianaの掲示板にレギュラーミーティングの案内があって、オールイン1250B。あとはキャディチップ300Bに送迎代300Bと1850B(今のレートで約6500円)なら食指動きそうだが、1/11ならもうすぐ。
今回は見送りだが、月末か来月初めにあるならエントリーしてもいいかな。
明後日にはいよいよ本格コースを初ラウンド予定しているから、今日は軽めの調整練習しておきたいね。ラウンド日が近づくと小学生時代の遠足前夜の気分に浸れる。
今回はクラブ持ってきて本当に良かったと思っている。
時間空いたから、そうだ今日はロブショットの練習に行こう。
ふわっと上げてランの少ないボール。
宮里藍ちゃんが一時的にも世界ナンバーワンになれたのもここショートゲームが得意だったから。
飛ばしは華、スコアメイクはショートゲームだね。
ところが打球席背後にあるグリーン練習場は韓国人二人が延々独占中で譲ろうとしない。
自分さえよければあとは知らん。公共性の概念持たない民族性のなせる業だろうな。
ティーチングプロがロブショット練習始めた所で眺めていると、スタンスは極端に狭くまるで突っ立ってるが、打ち出したボールは柔らかく、ピン方向に吸い込まれていく感じだ。
そのイメージを持って真似てみたが、成功率は半分以下。
せめて練習場での成功率を9割以上にしておかないと、実践ではおぼつかない。
いつものメンバーが居たので1本お付き合い。
ジェラードは姿なく、見知りの小柄なスウェーデン人がいたが、彼の英語はお年寄り特有の言葉尻のハッキリしない発音で判り難い。ネイティブが普通に喋っていると、何の話かは大体分かるもレスポンスは難しい。
ゴルフプランが段々固まってきた。
金曜日にはワンコインサービスデイだからここで練習やって、次週はいよいよ念願の本コース回り。ショートコースもそれなりに楽しめるのだが、やはりドライバーが振れるコースは魅力的。
海軍基地9ホール300Bのコースは口コミレビューによると、年数回の手入れしかなく、ラフに捕まるとボールを失くしやすいそうだ。その為かどうかロストボールが10個100Bで売られているとも書いてある。
可もなく不可もなくという事であれば今月はここで3~5ラウンドやり、2月に入ってからトレジャーヒル、プルタルアンなどを2~3ラウンド。3月に入ればオフシーズン料金になるところもあるから、回数増やしても構わない。
オレのベストスコアは過去30年も昔に91か92。
問題はグリーン周り。
特にバンカー越えのロブショットを要する場面では先に恐怖心が立ってしまう。
今日は調子良さそうと思っていても突然大叩きがあるホールはこの所為で、これが克服できれば85くらいは狙えるかも。
これはコースで実践を積むしかないから、好スコアを夢見ている時が華かもしれない。
南国も今は冬なんだあ、昨晩から今朝にかけて冷えた。
でも、ゴルフにはこのくらいがちょうど好い。
11時の待ち合わせなのに気分は逸り、10時過ぎにはクラブハウスに到着。
さすがにハイシーズンだね。コースにはプレイヤーがあっちこっちに見える。
やがてRさんがやって来てラウンド開始。
スタートの一番ホールがいきなりパー上がりで、幸先良し。
実は、何を隠そう、日本に居る間にレイトヒットとハンドファーストの素振りを結構こなしてきたからその成果が表れたのかなと思いきや、一旦ハザードに捕まるとしっちゃかめっちゃか。
10を叩いたホールもあった。
結局9ホールを4ラウンドやって34ホール(2ホールは前組が遅いので飛ばした)をバーディーがひとつ、パーが6個もあったから、納得だね。
まだ三夜目だがKenを見かけない。彼の友達のアメリカ人が居たので「Kenはどうしてる?まだパタヤに住んでるの?」と尋ねると、「居る、しかしトラブルが起きて電話番号を変えてしまった」と。
オレも番号変わったから新しい番号をメモして渡しておいた。
只今午前11時現在室内は28度と快適。
やはりこの時期当地に来てつくづく良かったと思える。
オレ達がゴルフ始めた時代に先生と言えばゴルフダイジェストとかの専門誌だけ。
みんなで回し読みして、それで盛り上がっていたものだが、今は便利な時代になったね。
溢れんばかりの動画付き解説は参考になる。
前滞在中撮り貯めたスイングビデオで上手なプレイヤーとどこが違うか比較してみると、決定的な違いは「レイトヒッティング」
上手なプレイヤーを真似るのが一番の近道。
そう考えて、鳥の羽ばたきまでスローで撮れるというCASIOのHigh speedカメラを購入して比較すると・・・一連の動作の中でパーツだけ真似るのは難しい。ここは今までのスイングは一旦リセットして、出直した方がよさそうだ。
これが理想のスイング
あと2コイン残っているからドライバー1本50B借りれば二時間は遊べる。
行ってみると誰も居ない。下敷きマットもひっくり返した状態でとてもプレイできる状況にない。
垂れ下がったフェンスの修理に入ったのかな。
もう一つのドライビングレンジに行くと、大勢の中にアジア人らしきが一人。
同じ大阪出身のM氏だった。
プレイ後にお茶しようとなり、徒歩でセントラルのカフェへ。
Mさんは今滞在はゴルフ三昧で、帰国はオレと一日違いだがまだ4ラウンドも予定が決まってるそうだ。コース予約はどうしているかと尋ねると、Cジャパニーズレストランと言う。
そこはオレも知ってる所だが、メニューが高くて今までは敬遠していた。
Mさんとはゴルフ外にいろいろ情報交換して、次期はオレと重なる期日だそうだからその時にラウンドお手合わせしようとし、
夕方にゴルフ情報得るべくCに行くと、マスターから早速、「明日のパーティに一人分空きがあるからどうか」と言われたが、道具も無ければ心構えも出来てない。
Burapha、Crystal bay、Navyと案内聞いたが、最も安いNavyでもGF700B、キャディ250B、カート300B、チップ300B、レンタルクラブ300B、送迎車代300Bと、2000Bを越えてしまう。
しかもゴルフ予約では口銭得てない代わりに、打ち上げ後はここで飲食してもらう事を条件にしてるそうだから、今のレートなら下手すりゃ一万円近くになってしまう。
今なら日本でも数千円で周れる所があると言うのに・・・、タイのゴルフは安いというのは偽り?
ともかく20年ぶりにゴルフが復活したから帰国後には、昔はよく通った樟葉、高槻、淀川など河川敷コースを手始めに当たってみようと、今は思っている。
フライデイは3コイン買えば1コインサービス日。
残り日も少ないからやっておこう。
実践では8,9番アイアンを多用するから、今日は8番アイアン1本に絞って集中練習。
目的なしの練習だけならあまり意味はないが、球筋が安定しないのはどうしたものかと考えていた。
プロは人それぞれにスイングが違うけど、トップからインパクトの形はみんな同じ。
レッスン動画で研究している内に、オレは両肘の使い方に問題ありと気付いた。
肘を下向きに構え、パームを飛行方向に合わせる。始めはちょっと窮屈な感じもしたが、何球か打つと、なるほどこれかもと思い始めた。ここでアクションカメラを据え付けてビデオ撮り。
編集でスローモーションにすると、・・・
たぶん良い方向に向かっていると思う。
これで来週にもう一度やって今滞在は打ち止め。
それまでにフェンスが修復されてドライバーが思い切り振り回せばと願うばかり。
曇り空だが雨は大丈夫だろうと判断して、早朝チャリンで出発45分かけてコース到着。
この時間帯はワンマンプレイヤーが二人ほどだけ。これなら迷惑掛からないとビデオカメラを三脚にセットし、前半9ホールはすべてのショットを動画に収めたが、一時間内で周れるところを一時間半と掛かった。
(9ホール全部のティーショット)
(唯一パーで上がった6番ホール)
スコアはパー27のところを、平均ダボ以上で47。
20年ぶりのラウンドとしてはこんなもんかな。
後半はパーがひとつ、ボギーが四つと落ち着いてきて38だった。
18ホール後も曇り空のおかげで気温上がらず、27ホール目指したが4ホールを終えた所で集中力が途切れ、ここでお終い。
あとは帰るだけやし、Rさんがこの近くの住まいと聞いて電話してみたら、近くでお茶しようとなった。
日本は昨日梅雨明けたというのに、こちらはこの一週間は梅雨時期みたいで、昨晩もWに入った直後に風が吹き始めると30分もしないうちに道路が小川状態。
帰るに帰れず、小止みを待つ間に1本追加してしまった。
昼間はショートコース本番に備えて6度目の練習はアイアン中心。
ボールの行方を見ようとフォロースルーがおろそかになってるみたいで、へそで打つ感じを試すと何となく思い通りの球筋。打ち込むのではなく、掃く感じでやると気付いた。
練習終了後にロストボールを買い求めたが、人気のtitelistばかり揃えたそうで290Bと高い。
帰り道にあるもう一つのDriving Rangeにもあるのでは期待すると6個入りが100B。
ティーセット35Bを買いそろえた。
これで現地でクラブ借りるといつでもプレイできるが、問題は不安定な天候。
今週がダメなら来週だね。
1,2回目はブランクを取り戻すべく、ただ振り回すだけだったか。
3回目後半から少し安定したきた気がする。それはリズム。
後方から目標方向に目印を見つけ、そこに合わせてアドレス、ワッグルからスィングと、
一連の動作にリズム感があるときはまず大きなミスは少ない。
ただ打ち急いでいる感じがまだする。
止まってるボールを打つと分かっていても、やはりどこかに無駄な力が入ってるみたいだ。
ティーチングプロにコース予約について尋ねると、
宮里藍ちゃんが出場したサイアムカントリーも可能だが、4000Bとはちと高い。
他にトレジャーが1350B、一般も可能な軍のハーフ9ホールで300Bもあると聞いた。
ここは土日の19:30-21:45は100B(330円)で、制限無しの打ち放題もあるそうだが、
その時間はオレ的には飲んでる時間帯。
先に汗流して、後でビールという手もチラホラと。
2995Bで両替して、ついに3000台を割ってしまったか。
一年前と比べると、10万円両替してちょうど自転車新車が買えるくらいに為替差損発生という事になるが、いつもの事だから一喜一憂はしない。
前週はDriving Rangeに行けなかったから明日こそは行きたいね。
アクションカメラに90P/SECで撮れる機能があると知ったから、スローモーション撮影が可能だ。(現Cyber shotでもスロー可能だが60Pだからコマが粗い)。
イメージは藍ちゃんの様にテイクバックゆっくりとヘッドを利かした大きな円を描いてフォロースルーを大きくとる。
このイメージに近づければいつでもコース回れる状態になると思うのだが・・・