昨晩の約束通りに土産を携えてトンホーを訪ねると、皆が「その家族はもう居ない、何処に行ったか誰も聞いてない」と言われ、これには驚いた。あれからまだ24時間も経ってないのに。
でも想像はついたね。商売道具は既に処分して、通常なら稼ぎ時間帯に部屋に居たのだから。
昨晩に会ったのが夜の9時ごろで、朝にはもう姿無かったという事は皆が寝静まった深夜か未明に夜逃げしたという事だろう。
トンホーママとオレが話した時は「明日の今時間も家に居る」と口では言ってたが、頭の中は夜逃げの事で精一杯だったのか。
数年前にも個人マッサージ業を始めたおばさんが、滞納してある家賃を踏み倒してある日突然消えた事を思い出した。パタヤは出稼ぎ者の街。稼げなくなったらさっさとトンズラするのが得ということなのか。
また南国にやって来た。
昨夜の関空発深夜便は一度も揺れることなく、予定時刻よりも30分以上も早く到着。
評判良くなかった入国審査も5,6人待ちとスムーズに流れ、アパートには到着予定時刻を8時頃と連絡してあったが1時間も早い7時には着いてしまった。
預けてあったゴルフクラブや小物類も既に部屋に入れてあり、荷解き部屋づくりが捗る。
ところが温度計が壊れていて、日系百均ショップで買い求めると60Bであった。500B紙幣渡すと何故かおつりが480Bある。キャッシャーに気づかせるとコップンカーと言ってたが、タイではよくある光景だね。
タラートとWで既に2本飲んだ後だが、時刻はまだ20時半。
飲み屋でなく雑貨売りにロオッ店は閉店準備かと覗きに行ってみると、おばさんグループと東屋に男グループと別れて宴会中で、予定には無かったが参加。
ドイツ人ピーターは今年も来ているらしい。トンホーも今部屋にいると聞いたので案内してもらうとトンホーが駆け寄ってきた。両親は服の屋台売りやっているが商売芳しくないらしく商品も移動販売車も処分してしまったのか何も無い。
トンホーに「コボリは今日来たところなんだ。君に土産買ってきたよ。欲しい?、嬉しい?」
「ウン、アウ(欲しい)、ディージャイ(嬉しい)」と応える。
ここはパタヤでもローカルなエリアだが、居心地が好く、故郷に帰って来た気分。
あとはゴルフと、また新たな一期一会を期待して・・・、今季も南国の冬を満喫しよう。
帰国日は5時起床、7時チェックアウト。バイタク、バス、シャトルを乗り継いで11時にはドンムアン空港着と順調。余裕持ってフライト3時間前に着いたが、チェックインカウンター、イミグレ、セキュリティチェックも拍子抜けするほどガラガラ。3月時の混雑は偶々だったのか。
フライトも順調。
顔認証システムとかで、パスポートを機械に読み取らせ自分は鏡の前に立つだけ。10秒で通過で来たが、スタンプは押さないシステムになっていた。希望者のみ押印してもらえるが、事後何らかでその時期日本不在だったと証明するにはスタンプある方がいいと思うのだが。
我が家に着いたのは未明だったからそうでもなかったが、翌朝から猛暑。パタヤ2ヶ月にこんな暑さは一度もなかった。こんだけ暑けりゃ外出する気も起らない。ちょっと前に日本全国猛暑日を想像すると・・・、次夏も避暑で南国滞在は確定だね。
ゴルフ終えた夜から鼻がぐずつき始めて、翌日は鼻水が止まらない。
60Bの薬でなんとか今は治まったが、フライト前で良かった。
ほぼ毎日お世話になったぶっかけ飯屋のおばさんに帰国が近い旨伝えると、「土産」と言われた。
そうだな、なにか考えておこう。
オレとほぼ同期に来たスカルマーフィが居たので、「ミスター、来週月曜に帰国する」と挨拶すると、「自分は火曜日の帰国だ。次は12/6のフライトを取ってあり、同じアパートだ」。
「それならオレも同じで12/14に来る、また会おう」と握手。
二度目の散髪屋で自分の姿見て驚いた。真っ黒になっている。自転車走行650Kmとゴルフ焼けか。
それだけアクティブに動いていた証と思えば勲章みたいなものか。
いよいよ今日が滞在の実質最終日。
今日する事といえば、土産のフルーツ買い、自転車洗車油差しカバー掛け、ゴルフクラブ油差し、
荷造りと、2時間もあればいいか。
明日早朝の出発に備えて、早めの夕食早めの就寝としよう。
画家としての仕事が順調でなく収入が落ち込んだせいなのか、めっきり飲む姿を見なくなっていたエムさん。父の看病で帰省中だったがペブリから帰ってきたと聞いたので、彼の部屋を訪問。
「日本酒持ってきたから飲もうぜ」と誘い、ゴッドとエムさん3人で乾杯。
気持ちの問題だからと言いながら、次のWではエムさんが奢ってくれて、今夜もマオマオ(酔っぱらった)。
実は前夜も知り合った日本人をナムケーンのドリンク屋に案内すると、こんな所知らなかったと感動してくれたみたいで遅くまで飲酒。
二夜続けの深酒で今朝はアルコールがまだ抜け切らない感じで身体が重い。
予定には無かったがこんな場合は打ちっぱなしで汗流しておこうか。
ビールは今夜明日もセーブしたい心境だが、夜が来るとどうなるか分からない。
タラートで夕飯のぶっかけ飯を食べていると、背後のテーブルにファラン4人組が駄弁っていて発音からアメリカ人と想像していた。一人が振り返り日本語で「タバコ1本いいですか?」と言う。
「日本語話せるんですか?」、「少し・・・」
たぶん日本在住の経験者と想像したが、中々の男前。
「アメリカの何処に住んでいるんですか?」、「今は此処」。
リタイア組でまだ59歳。一年ビザを取得してパタヤに住み始めたそうだが、もう既に行くところが無い、することが無いって言ってた。
遊び様によっては刺激的な街だが、趣味もする事も無ければ退屈だろうな。
ゴルフを薦めたら考えてみようと言ってた。
早くも残り2週間を切ってしまった。
Web Check in済ませると50H席で最後尾から2番目の通路側と確定。
真ん中席以外はどこでもこだわり無いのだが、気になるのは同日中に自宅に帰れるかどうか。
到着予定時刻の21:55を30分でも遅れれば同日中は不可能。その場合はロビーのベンチで朝を待つしかないが、今から気にしても仕方がない。多少の不便は覚悟の上で格安のLCCを選んだのだから。
明日のコースラウンドに備えて昨日は軽く練習。
RTCは15日ぶりで、前回はここで感触を掴んだコースで、あの時のイメージはまだ残っているが、
やってみないと何とも言えない。
ショットが良くなったと後日確信持てるとしたら、記念すべき7/23との内心期待はあるが・・・
昼前にドライビングレンジに着くと、Aゾーンはタイ人女が一人とBゾーンにはファランとオレだけのガラガラ状態。一瞬だがオレだけの時間帯もあったが、こんな事もあるのか。
練習だからいろんな打ち方を模索しながら試行錯誤しているが、考えれば考えるほどどうしていいか分からなくなってしまう。
和食レストランMが閉店していた。ラーメン200Bと高価格ではメニュー見ただけで退散したものだが客の無い日が多かったのではないか。数軒隣のS店も似たり寄ったりだから、長くは持たないと思われる。
消去的に今夜もタイ料理。肉厚の鶏もも肉を煮込んだマッサマンカレーが偶に食べると旨かったのだが、カレー味が濃過ぎて残してしまった。
寝酒に通ったWもこの頃なんだかな。常連ドイツ人まで他所で見るようになった。
オフシーズンとは言え昨夜もカウンターは皆無。ブアカウの新バーに戻ってチャーンビール1本。
午後にシャワー浴びてから殆ど汗かいてないほど涼しい夜だった。
日本は猛暑日だというのに・・・
二日続けの禁酒日も終わり、なんか喪が明けたような感じがするパタヤの街。
今朝は遅めの7時に起床すると温度計はすでに30度で、時間経過とともに上昇中だが、日本の猛暑はこれ以上だろうな。
昨日は12回目のドライビングレンジ。Aゾーンでは4,5歳くらいの坊やがママに付きっきりで教えてもらってボール打ってる。うーん、様になってるスイングだ。将来はタイのタイガーウッズになるかも。
明日はラウンド予定していたが、国王誕生日振替で祝日だそうだ。という事はプレイフィも祝日料金? 毎日が日曜日のオレには平日に限る。ということで、明後日にしようと思ってる。
鹿島在住経験のあるおばさんから片言日本語で、「一人? 女はいないの?」と言われた。
「タイの女と居ると頭痛がしてくるよ」
「ここの女には気をつけなさい、お金だけだからね」と有難いアドバイスを頂いて、
「それはもう知ってるよ」と受け答え。
ガレージから自転車引っ張りだすと、バイクに跨ろうとしてた見知らぬ若い女に、「ウォーキングに行かないか」と声掛けられた。
何故オレを知ってる?と思ったが想像はつく。隣近所のおばちゃんたちは界隈に住んでる外国人を観察していて、あそこはこんな人が住んでいて気前がいいとかけちん坊だとか。とにかく暇があれば井戸端会議が好きみたいだ。若い女もオレがプードルや子猫を可愛がっている時見て、うわさ話を見聞きしていたのだろう。
見栄えがして服装もそれなりだから風俗関係に間違いないと、ここはキッパリ「行かない。面白くない」と断った。旅行者ならホイホイついて行くかもしれないが、散財させられるのは見えている。
オフシーズンだから客も少ないのだろう。
梅雨明け日本各地猛暑日は命に危険が及ぶ暑さ、最大限の熱中症対策をとニュース読んだ。
以前、猛暑日に難波まで温度計自転車に積んで走ったことあるが38度で、信号待ちで停車の瞬間はアームカバーを突き抜けて射す痛さを感じたのを思い出した。
今朝のパタヤは起床時から小雨で、昨日も終日湿り雨と若干涼しいくらい。
でも年中真夏であるのは間違いないから、その中で炎天下でゴルフをやろうというのだから、オレなりに熱中症対策はしているつもり。
実は、こちらで過去二度ほど熱中症疑い経験があって、その時の経験を基に、
まず濡れタオルを首から肩に掛け、これで体温上昇は結構抑えられる。
冷凍ペットボトル4本をクーラーバッグ二つに分けて別々にすると、5,6時間はまだ氷水状態で残っている。塩分補給用に梅干し持参。これは結構効果ありと思う。
何故なら、半年前にショートホール18ホール周ってヘトヘトだったが、今回は31ホールも周れた。
Marinesでも18ホールでまだ余力が残っていた。
しかし新陳代謝も薄まる年齢になってるのは間違いから、気を付けるに越したことはない。
マンゴスチン路上売りが40B/Kと安くなってきた。1Kg買ってロオッ店に持ち込むと3歳ベイビーのトンホーが「コボリが来た」とママに告げる。
トンホーとはすっかり友達になって、自分で買った屋台売りのあんかけジュースをオレにおすそ分けしようとする。これには癒されるね。日本でこんな機会はまず無いし、あっても怪しいお爺さん疑われるのが落ちだろう。
トンホーパパから「日本は洪水で多くが亡くなったらしいがコボリの家は大丈夫なのか」と訊かれた。「何かあったならとっくに日本に帰っているよ」と返事。
来た直後にも数人は大阪の地震を知っていて「その時コボリは何をしていたか。怖くないのか」とも訊かれた。
タイの洞窟少年救出は日本でも逐一報道されていたようで、今時の世界は瞬時にニュースが伝わると改めて思った。
昨夕はゴルバー探索に出掛けようとするとポツリときたが、濡れるほどでもない。
コース・日程スケジュールがしっかりしていて、リーズナブル、かつ近場と言えば、Le Katai、Retox、The golf clubバーなどが目についた。
旧エキサイト跡地に縁日風景を発見。
覗いてみると夜店には食い物や衣類、玩具、小物雑貨などがズラリ。ペット子豚やウサギにハムスター、にわか遊園地もある。
子供なら絶対に喜ぶね。まるで昭和のレトロ風情がここには残っていた。
Wに入ると、オフシーズンと言えど客はスカルマーフィが一人だけ。
顔合わせると「ハーイ、マイフレンド」と声掛けられるとリラックスした気分になれる。
編集終えたばかりの先日のゴルフビデオ観て、忘れていた事を思い出した。
ビデオだけなら結構まとまっているじゃないかと人が見たら思うかも知れないが、実は何を隠そう、2球3球と打って良いとこ撮りしているから。
グリップエンドを左壁に釘を打ち込むイメージを忘れていた。今日の練習はそこの所を集中してやってみよう。
来月に合流予定だったSさんは、親父さんの余生が少ないと告知されて、オレの時期に合わせて取ったフライトをキャンセル余儀なくされた。その親父さんが昨日永眠されたとライン通じて連絡が入った。随分の高齢だったそうだから大往生と言えるだろうか。
オレの同級生でも幾人かはすでに他界している。
60才ならまだ若いが70を超えての余生は運次第。
今年喜寿になってもここでこんな生活が出来るのも考えようによってはハッピーな人生か。
まだ楽しみたい、まだゴルフが上達したいと思える内が華かも。
和風もどきが食べられるラーメンチャンピオンに行ってみたらシートが被されていた。客もそこそこの入りだったのに、どうしてだろう。
ドライビングレンジに向か途中にあったK食堂は看板は残ってるも、内装飾り物は撤去して閉店したみたいだった。元々ロケーションが良くなくいつまでもつかなという感じだったが。
サードに近いM店のメニューに味噌ラーメンが200Bとあって旅行者以外の在住者は寄り付かないのではないか。そうなると消去法的にリーズナブルな価格で食べられるジャンボ寿司になるかな。
タイ料理は不味くて食えないと帰国した知人(友人ではない)が居たが、タラートのぶっかけ飯屋の鶏肉甘辛煮はオレは旨いと思うのだけど、日本食しか食べられないとなるとそれ相当な食費は要る。
感覚的だが総じてタイ料理で生活できるなら食費は日本の1/5程度ではないか。全体でも贅沢言わなければ日本の1/3程度で生活可能と思っている。
NHKは災害時TVと同時配信だから西日本洪水の甚大な災害状況観ながら、悲しみ落ち込んでる人々が大勢居るというのにここでこんな事してて良いのだろうかと思ってしまう。
今日のゴルフ本番に備えて昨日はドライビングレンジで調整して、段々気を高めつつあったのだが、昨夕方から一時激しい雨。起きた時の天候で決めようと思うも目覚めた時から小雨で、夜は激しいにわか雨予想とある。
今時刻午前9時は曇り空で、むしろゴルフには適している天候だが夕方からのにわか雨予想が前倒しになるかもしれんし、エーイ、今日のゴルフは止めとこう。
予定したものが無くなるとすることがない。