日焼けして脛から下が黒々になって来た。
日本の寒さを思えば、この時期の当地は天国と言っていい。
子供たちとカノムジーン
行き掛けにマイケルさんとワイフに見つかって、「何処へ行くんだ」と。
「タレー(ビーチ)へアンスマリンを探しに行くところだ。見つかり次第戻って来るよ」とジョークで返しておいて、
まだ早い時間だったから遊歩道でタレー姉ちゃんらとタイ語の練習やって30分程時間潰して戻ってみるとさっきの様子は一変。、
マイケルとワイフは言い争っている。飲み代が間違っているとかいないとか。
マイケルが一方的に喋りまくり、ワイフがなだめてる感じだ。
様子をみていると、マイケルは主張しているが、責めてはいない。
これだとしこりは残らないね。スマートだ、見習わなくては。
こんなのに巻き込まれたくないんでね。昨晩もいた子供たちと遊んで時が過ぎるのを待った。
ニッポンさんと奥方がカノムジーンを作って、みんなで食べようと。
この麺料理がカノムジーンとは知ってはいたが、食べたのは初めて。
美味しかったよ。
昨日はバリハイから帰って来た10分後の13:40頃、突然のスコールだった。
今滞在は計画の段階では小旅行をと考え、候補地のホアヒンの下調べは準備晩田だった。
本来なら、今頃はホアヒンに滞在しているはずだったが、どうにも億劫に感じて来た。
でも、諦めたわけではない。帰国数日前に赴き、そこから空港直行バスという手もある。
800-900km
二度目のMabprachan rezervoirを流して来た。
3240号線までちょうど一時間で、さすが変速ギアの威力。旧チャリンコより20分程早い。
でも、平日だった所為か、人少なかった。
広場で家族に乾杯トークしようにも人が居なくてはね。
ポン村で昼飯食べて休憩。
帰りはFisherman cafeでエスプレッソアイスコーヒーを注文。
ここはタイ料理とインド料理を売りにしているレストランで、給仕はインド人。
あまり態度良くなかったのでチップは置かなかった。
今滞在は計測してないが、前回600km、前々回500kmより多いのは確かだから、
たぶん800-900kmは行くんじゃないだろうか。
昨日は朝から26度。午後3時には30度まで上がったが、どんより無風状態で蒸し暑かった。
体感33度以上はあったと思う。
I'm not your man
パーは、「何故さっき寄らなかった」と文句を垂れる。
馴染みになると此処以外で飲んではいけないと言うのか。
こんな事が以前にもあって、パーの思考に違和感を感じていた。
今はアイルランド帰国中のデイブも、パーのせこさや偏りを指摘して、「モンキービジネス」と揶揄していたのを思い出した。
「あなたは勘違いしてないか。客が何時何処へ行こうが自由だろうが。
Listen ! I'm not your man!」
ハース、ウェン、パットが居なければここに来ることはない。
ほとぼりが冷めた頃にはまた行ってやってもいいとは思うが、当分は放っておこう。
パーの所が無くてもドリンク店に困る事は無い。
昨晩も、今度はジェラードが先に来ていた。片割れにはもう一人のファランが居て、シドニー出身のマイケルさん。40代に見えた。彼もM houseに住んでいて、連れのレディはワイフと言ってた。
いつも思うのだが、ファランは話しぶり、仕草が何気に格好いい。
タイレディにモテるはずだ。
似非国際人を標榜したいところだが・・・
2週間前の日没は17:50で今日は17:59だった。少しずつ日は長くなっている。
両替レートが2700Bと掲げられてあった。
一瞬であって欲しいが、2600B台があるかもしれない。
3人は同い歳
いつも「寄ってけ」と声掛けられるから、悪いので1本飲む事にするか。
義弟はアナンさん54歳、兄はイッポン(ニッポンと聞こえた)さん66歳。
その内、自転車に乗ったファランが通りがかると二人が又も、「寄ってけ」と呼びかける。
オレもタイ語だけの会話は疲れるのでこのファランに、「どうぞ座って」って呼びかけたね。
しかも同じチャリンコ族とは嬉しいではないか。
彼の名はジェラードさん。国はイングランドでなくenglishと答えた。イギリスとオーストラリアの二つの国籍を持っているそうだ。彼も66歳という。おお、これで国は違えど同い年3人とは奇遇。
「君は(オレの事)、自身をold manと思っているのかい?、要は考え方なんだ」
「オレは現にこのチャリンコで先日バンサレーまで60km走ってきたし、アベレージより体力・気力はあると思っているよ。それに頭の中はまだ若造だね」
「そうだ、それで良いんだ!。それに我々は何かの役に立つ人間であらねばならない」等々。
彼は精神的な話を好んだ。
彼の住まいはM house。そこはオレが一年半前に1ヶ月だけ泊まったアパート。
近くだから、その内また会うね。
こうやって少しずつ知り合いを増やせばいい。
自分が立ち入れる領域を広げ、世間を広げておくのがロングステイ出来るポイントかと思う。
前回はnewチャリンコの走り試しだったから、今度はじっくり探索しようと思ってね。
テプラシットにコロッシアム風建造物を発見。ニューハーフショーシアターだそうだ。
どん突きには雰囲気良さげなレストランが数軒あります。
昼間からタイ人が多かったしファランも居たから、安くて美味しい店だろうと想像は出来る。
良さげというのは、真ん前が海で水平線に落ちる夕陽が眺められそうだから。
和食レストランなのか。チャリンコ止めるとお姉さんが案内しようとする。
場所柄もあって、きっと高いね。
この界隈では最高層のノッポビル。この北側に建築中があり、50階以上はありそう。
チャイヤプルエクに入りセカンドロードを左折すると、パタヤセカンドと違って車量も少なく走り易い。
ただ、大きな凹みがあったりして、あれでは夜道バイクで飛ばしたら事故につながるのでは。おお怖っ。
汗流した所でジョムティエンのバービア群に到着。昼間からファランの溜まり場となってる。
一休みにここでコーラーを注文。
ここはスツールを利用する様だ。仲間内で飲むには適しているが、オレみたいな単独で行動する者には入り辛いか。
喧騒を離れて南国を満喫するにはジョムティエンも捨てたものではない。
パタヤとは客層が違う様な気がした。
(往復で24km走行)
釣り岩場でスニーカー酷使したのか、靴底と甲の接着面が剥がれてきた。
火金マーケットで探したら、お気に入りデザインのはサイズが合わない。品数も少ないからサイズが合えば儲けものくらいに思っていた方が良さそう。
それならこの前ナクルアで見つけておいた靴屋さん。あそこなら豊富に陳列してあったから行ってみよう。
オレのサイズは25.5cmだが、こちらでは41のサイズがピッタリ合った。単位は何だろう。
彫の深いインド系のおっさんに329バーツを安くしてくれと言ったら、320Bでどうかと。
「それならBig Cで買った方が安い」と自転車に跨ろうとすると、
「いくらなら買うんだ」
ダメ元で、「200B」と言ってみたら、
あっさり、「それでいいよ」と。
なーんだ、言った者勝ちなのか。
その足でパタヤサインへ。今回は岬側からチャリンコ引きずりました。
パブリック公園側展望台で一休みすると、ファランのチャリンコ族も居たね。
サインには、タイ人、韓国人、ファランもパラパラと来ていた。
そして、数日前に楽しませてくれた花火の残骸がまだ残されてあった。
割ときれいなムービーが撮れたので帰国後に編集アップします。
遅い時間だったが、飲み足りないと思って寄ってみた。
昨晩も居たタイ人は今宵も居て、男は「自分は英語が話せないんだ、ゴメン」と言う。
その奥にはロシア人と思しき男性とタイレディのカップルがいた。
男性はやはりロシア人で、彼も英語は喋れないそうだ。
こうなればコミュニケーション取るにはタイ語しかない。
知ってる単語を繋げれば何とか場は持つもんだね。
レディは見掛け仕草は女そのもの。
しかし、なんか違う。ガトゥーイと感じた。
で、「コンナンガトゥーイチャイマイクラップ、あの人、男じゃないの?」と小声で訊くと、
「チャイ、そうだ」と、口にチャックのジェスチャー。
騙されているのか、それを知った上かも知れないし、
慣れない頃はこんなのをみると頭クラクラしていたが、世界から集まる人はいろんなのが居る。
釣れた瞬間のシーンがやっと撮れました。
左手挙げているのはギャラリーが居て、拍手していたので。
ここ数日はまた冷えて、朝晩は寒気がする。
昨晩の徘徊は長ズボンと長袖上着に着替えて正解だった。
ブッシ―の件以来、ドクターを見掛けなくなったから姿を消すと思ったオレの勘は当たりと思っていたが、10日ぶりにまたバッタリと。今度は、場所も驚く事にオレのアパート近くのバー。
お前さんは本当に何処にでも出没するんだね。
尋けば、近くのコンドーに住んでいるとの事で、これも驚き。
世間は広いようで狭い。
広くて家賃7000Bの快適ルームだそうだ。
パタヤ湾のサンセット
撮ったのは12/20で、陽がバリハイの丘に沈んだのは17:50頃です。
10倍速に編集しました。
(BGM:夕陽が泣いている)
花火ポイント探しの前に時間があったから、チョイの間釣りをやろうと思ったね。
男がオレと入れ違いに去って行ったので、釣果は期待しなかったが、
ところが、すぐに当たりが来た。続けて3匹も。教えてもらった仕掛けの効果だろうか、
早、達人になれた気分。
いつの間にか背後に子供たちが来ていて、釣れる度に歓声上げる。
「チョコ好き?、食べる?」
「ウン」
遊びで子供たちに竿持たせたら本当に釣れた。
子供たちは遊び相手になってくれる大人が好きなんだろうか、中々離れない。
暫くして女児が、「お母さんがラオ(ビール)を一緒に飲もうと言ってる」と伝えに来た。
「母さんと来たの?、何処にいるの?」
指差した先から夫婦らしきが手を振っていた。
さっきから、子供達とのやり取りを見ていて、怪しい外国人ではなさそうと思ってくれたみたい。
9匹目をゲットして、あと一時間もおれば20匹以上の大漁は間違いないところだったが、釣りはいつでも出来る。これも何かの縁と竿仕舞って、家族のござにお邪魔した。
家族で時々此処にきて遊んでるそうだ。
発泡スチロール箱にビールを詰めて、既に5本を空にしてた。
子供は上から10、8、5歳と3人で、4人目もいたが6ヶ月で亡くなったと。
ママは次女を指して、「この子はトムボーイになりそうだ」という。
そう言えばそんな風に見えなくもない。
次女は「トムボーイって、なーに?」
「それ(オレの首にぶら提げたICレコーダー)、音楽を聴くやつでしょう。私、唄うのが好きなのよ」と、本当に唄い出した。
録音して聞かせると大笑い。
とにかく思わぬ展開に時間はアッという間に過ぎる。
お暇すると、ビール代は気にするなと。
「それでは申し訳ないので、さっき撮った写真をプリントにして渡したい。まだずーっと滞在しているからお互い都合の良い日にまたここで会いませんか?」と提案して、
明日2日にまた集う事になった。
好い家族だった。
チョコと子供に、下手でもタイ語。
これがあれば心温まるふれあいが楽しめる。
デカ耳で遊んでいます
遅ればせながらとにかく、2015年を迎えました。
サワッズディ・ピー・マイ(新年おめでとうございます)
2015年1月1日午前0時0分、新年祝い花火模様
昨日はバンサレーまで走るつもりが間違って何と、サタヒップ7kmの所まで行っていた。
帰ってからGPSロガーを距離測すると60kmと、パタヤ・チャリンコ生活では最長不倒距離となった。
間違ったお陰で発見もあったし、交流も出来たし、結果としては良い想い出になった。
ビデオもたっぷり撮ったから、これは帰国してからバンサレー紀行としてまとめる事にしよう。
大晦日
今朝は21度とヒンヤリするが、微風快晴と好い天気です。
今年も今日残すのみと、一年が過ぎるのは早いもんだ。
これで4年連続で大晦日のカウントダウンを南国のビーチで迎えることになる。
過去2回はロイヤルガーデンから、昨年はノースピアからだったが、今晩は何処にしようか。
午後からは下見兼ねてポイント探しやってみようと思う。
あと十数時間だから、今年も無事に乗り切れそうだ。
では、2015年も良き年になりますように。
今日こそは釣ったるぞと意気込んで、朝7時過ぎにペダル踏み出した。
ところがピアはこの時間には船が横付け満隻で、竿を下ろすスペースが無い。
それならと、灯台へ移動。
奥の岩場にはタイ人3人ほどが、手前にはファランとレディのカップルが居た。
第一投目、直ぐに当たりがきたね。強い引きだった。15cmくらいはある。
カップルが拍手しながら、「これはいくらで買えますか?」と、オレの浮きを指す。
レディの浮きは単に浮かすだけで、投げ釣り用でないから沖に飛ばせない。
オレのを見て、自分のとは種類が違うと気付いた様だ。
「シップバーツ、(10B)」
「タイ語話せるの?、何処で買えますか?、」
「サウスのタラート裏周辺に何軒かあるよ。場所の説明は難しいから、そこまで行って周りの人に尋ねてみたら見つかると思うよ。Big Cにもあると思う」と答えると、早速買いに行った。
ところが以後当たりがさっぱり止まった。一匹目はビギナーズラックだったのか。
狙いのサヨリはコツンともしないのに、向こうの連中は順調に釣果だ。
めげてしまうね。
で、仕掛けを見せて欲しいと話しかけると、オレが釣れてないのを知っているから同情したんだろうか、
「竿持ってきて、セットしてあげる」
自分の予備の浮きを提供してくれて、針糸もセットして、「これでやってみて」。
すると、すぐに来ました。やはり仕掛けだった。
そして、サヨリは引きがないから浮き周辺で魚が跳ねたら喰い付いたと分る。
ところがまた糸が切れて予備が無くなったところでこの日は終了。
男に浮きの代金払うと言ったが、マイペンライと言ってた。
仕掛けは知ったから、次は予備も余分に用意しておけば大漁間違いなし。
この2,3日は朝は24,5度、無風と安定した天気になってきた。
只今朝8:30、ベランダで下書きやっているが、上半身裸で快適です。
到着日から10日を過ぎて、あそこへ行こう、あれをしよう、これもしようと、旅行者気分で走り抜けてきた様な気がする。先はまだ長いからそろそろ生活滞在者気分に切り替えないと。
でも、じっとしておれない性分だから何かはしている。街中ひとっ走りして来ようとか、あそこには知り合いがいるかも知れないと昼間ならコーラー飲みに行ったりして。
マッサン、観ています
ちょっと落ち着いて来たから、「マッサン」を観ようと思った。
昨日は三日分、エリーが子供を産めないと知ったところまで。
回線が遅いから時々フリーズするけど、まぁ、何とか観れる。
実は、初日にバイタク運ちゃんのハムに会って、バイカーオ母娘がもうこの地には居ないと知らされた。タイ中部のナコーンサワンに行ったとの事。いつかはそうなるだろうと予想はしていた。
前回のアイスクリームとシャボンで遊んだ姿を収録したDVDを作って持って来たが、捨ててしまうのもどうか。帰国までにもう一度ハムに会って、これを郵送してあげらるか訊いてみようと思う。出来ると言うなら郵送代も渡してあげよう。
オレがプチロングを始めた最初のアパートに偶々イギリスのジェントルマンや、このバイカーオが居たお陰で良いスタートがきれたと言っても過言ではない。運が良かった。
その時は1歳8ヶ月で、まるで天使。
今は3歳8か月になってるはず。
元々母親がパタヤに居なければこの世に生誕するはずもなかったバイカーオだからね。
本当はオレの方が癒されたが、オレに出来た事は1歳8ヶ月から3歳3ヶ月までの成長記録をDVDに残したくらい。
もう会えないだろうが、幸せな人生を全うしてもらいたいと願わずにはいられない。
前の日に釣りを見てオレもやりたくなったね。
ソーパーおばさんに釣り餌売ってる所を訊いて行ってみたが、発見できなかった。
バイタクの兄ちゃんに、「釣りに行きたいんだ。クン(タイ語で海老)は何処で買える?」
と訊いたら、「着いて来て」と。
そこは雑貨屋で確かに釣具はあるが、「道具じゃない、クンを買いたいんだ」。
発音が悪いのか、クンが結局通じなかった。
なんとかサウスで魚屋を発見してエサを購入。
一投目を投げ入れた。前日に大漁を見ていたから期待していたんだが、時間帯が合わなかったのか釣果なし。
そのうちリールを巻くと戻って来ない。糸が切れたらしく重し浮きが沖に流されてしまった。
こなればどうしようもない。小一時間で納竿した。
時間変えてまたやるつもり。
その前にバリハイに着いた時、ようやくスケジュール看板が立てられかけていた。
あと数時間で始まるというのにのんびりしたもんだ。予定表掲示は周知させるのに数日の期間を置くべきと、日本人なら考えるが・・・ここはタイか。
カウントダウンスケジュール看板を確認しにバリハイへ行ってみたが、まだ掛けられていなかった。今年はどうなっているのだろう。
プレ花火を撮る場所を探しとおこうと先端まで進むと、スティーブを発見。
ここで釣りをやっているではないか。毎日来ているとの事。
タイ人二人組はサヨリを結構釣っていたので、撮らせてもらった。
バケツの中には30匹以上。尋けば(音声はオレの下手なタイ語)、4時間でこの釣果だそうだ。
(頭の三秒はスティーブで、後ろから隠し撮りです)
メリークリスマス
常連同士で飲んでいると客が増えて来た。
新顔はイングランド2人と真ん前に住むドイツ人で、イングランドの一人は「メリークリスマス!」と言いながら皆にペンダント配っていたね。
オレもこんなのをもらった。
隣はドイツ人だった。「ドイツは何でもかんでも税金の国だ。自分は国にいっぱい払っている」等々。
みんなジェントルマンだったから居心地良く、ついつい長居になってしまった。
クリスマスの夜だからね、華やかな所も見ていかないと。
チャリで進むと、いつもの所にハースとウェンが居て、軽く一本だけにした。
ハースは「富士山を見たい。君の所からどのくらい離れている?」
「300kmはあるよ」
いつかは行ってみたいそうだ。
さすがにクリスマスナイトだ。
遊歩道は人でいっぱい。でも、こんな時に歩行を邪魔するテントを出すなんて・・・
バーも普段より多めだった。
最後の寝酒は久しぶりにWで。
後ろ席の大柄なファランが何やら言いながら手を出してきたから、オレも握手したら、バカちからで握る。結構酔っぱらっていた。
階段を下りたところでこのファランがよろめき倒れた。オレは階段の真ん前だから、瞬時に身体が動いて引っ張り上げたね。
そんなに飲むなよと言いたいところだが、オレだって200mの距離で2回も自転車でこけたり、道端で寝込んだ経験もあるから大きな声では言えないが。
南国のクリスマスイブはこんな一日でした。
昼飯食べてセンターピアで一休みしていると、車椅子の人はピーターに似ているなと思って、
「あなた、ピーターじゃないの?」声掛けると、サングラス外してニッコリ。
ちょっとした事件があった所為で彼は遠のいていたから他に移っただろうと思っていた。
で、お互いに「久しぶり」と握手。
今滞在は八週間対滞在したのち一旦イギリスに帰国して、一ヶ月したらまた戻って来るとの事。
「昔は毎晩通っていたあのfood店は新しいボスがやっているよ。ピーターの苦手なRはもう辞めたから、安心してお出で」と言うと、「そうしよう」と言っていた。
チャリンコの話し
午前に空気入れたのに、もうへこんでいる。
でも、ペシャンコになってないからパンクではないみたいだ。
たぶん、虫ゴムだろうとチェックすると、案の定千切れ掛かっていた。
チャリ屋に行くと「それは置いてない」と。
おばちゃんがチェックして、「これは27インチです。同サイズのチューブの在庫あるからこの際入れ替えたらどうか」と。
実は、この自転車は日本製で、空気入れ口径が小さく、バイク屋のエアポンプが差し込めない。
その2日前にBig Cで手押しポンプを買おうと確認しに行ったが、全部タイサイズだった。
そんならチューブを替えたら、何処にでもあるバイク屋でエアを貸してもらえる。
虫ゴムだけならBig Cにはあるだろうけど、そこで買っても空気が入らないのではどうしようもない。
「で、そのチューブはいくら?」
「120B」
「工賃込みで、安いっ!」
奥から男が出て来て簡単に交換やってくれた。
故に空気口は、前輪がタイサイズで、後輪が日本サイズとなってしまったが、次に後輪の空気入れが必要になった時には、これもチューブ入れ替えようと思う。
ラジコンヘリ飛ばそうと持って来たが、風が強くて試せる場所が無かった。
今朝は久しぶりに無風状態か、あっても微風程度で23度と快適です。
無風ということは、10分程走ったあそこの広場で飛ばしてみようかな。
今日はイブだからバー街ではあっちこっちでパーティーやると思う。
タダ飯にはありつけるけど、却って飲み代が高くつくね。どうしようか。
まぁ、適当に流してみるつもりではいるが。
ハースと会う時はいつも、「今日は何処へ行った?、何してた?」と訊かれる。
「40kmほどのサイクリングに行って来たよ」。
「君は本当に若いな」。
ハースとはーつしか違わないけどね。
遅い時間にウェンがやってきて、彼も同じことを訊く。
彼の好きな所は、オレにも分かる英語で話してくれる事だね。本当にグッドガイと思う。
「新しい仕事は週7日、一日14時間労働だから疲れるよ」と。
「イギリスの年金は65歳からだが、自分がもらえる時代には70歳からになるだろうよ。
それまでどうして生活すりゃいいんだと、悩みは日本と同じらしい。
彼もリピーターだから格安チケットで来たと思うが、それでも580ポンドだと。
円なら10万円以上か。幸いにオレは1/3以下で来れるからラッキー。
夕方、自転車の空気入れに出掛けるとマイケルさん等はもうやっていて、
「コボリ、座れよ」
「まだ時間早すぎるよ」
でも、マイさんが「コボリ、ムーガターを作ってるから食べてって」と言うし、
「ヨッシャー分った、空気入れたらすぐ戻ってくる」。
スイス、オーストリア、オーストラリア、ノルウェー、日本(オレ)、あとはタイ人だから、国際ムーガターパーティか。
アイヴァーンさん(ミスターブリスベーン)はいつも上半身は裸で出っ腹をさらしているから、からかって
「あなたは何人のbabyを宿しているのですか?」
「3人だ、二人が男で一人が女だよ!」と軽妙な応答。
「実はオレも一人腹んでいるんだ」と上着を手繰り上げると、横のおばちゃんがオレの腹にタッチしながら「私も一人いるのよ」と見せる。
オレもタッチし返したね。
すると、おばちゃんが、「女にタッチすると金が掛かるのよ!」
こんなんやらで早一週間が過ぎたが、到着日がもう一ヶ月前の様に思える。
本日のコースは長距離だから空気圧高めにしておかないと。
しかし、借りたエアポンプの口径が合わない。
まっ、いいか。なんとか持つだろう。
朝は冷えるが今時間気温は上昇。体感32,3度はあるのではないか。
ポン・プラファー・ロードに達すると、広大な野原が見えてきて人が誰も居ない。
ここなら遠慮なくヘリを飛ばせるのではないかと思い付いた。
サイアムカントリーに近づくとゴルフ場に通ずる道端にはこんなモニュメントが。
このゴルフ場は数年前に宮里藍ちゃんが優勝したコース。
LPGAが開催されるコースだけあって、周囲環境も立派なもんです。さすがに名門コース。
チャリンコで走っていたファランと何人かすれ違ったから、同じことを考える輩がいるもんだと思った。
目指すは通称ラヨーン街道と呼ばれる36号線。
その手前で轟音が響いてきた。フェンスから覗くとゴーカートレースをやってるところだった。
36号線はチャーン島へ行った時などに車で通った事はあり、100km以上は出していた。
その高速道を自分でチャリンコで走るとは夢にも思わなかったね。
側道を遠慮がちに走ったけど、大型車の風圧でよろけそうになった。
3240号線で左折すると、きれいなお寺。ワットポンという名らしい。
真っ直ぐ進むと貯水池に到着。ここまで来れば土地勘はある。
ポン村で昼食は定番のカオパット。スープが付いていてこれが絶品。
まぁ、動き回って腹ペコの所為もあるのだけれど。
バーでコーラーを注文。ここでもファランが昼間からやっていたね。
「Japanese?、今晩ここでパーティーがあるよ」と。
夜までここに居て、飲んでチャリンコで帰れるわけがない。
その先の広場では家族に乾杯・トークを何回かやったところ。
行ってみると、居ました、可愛いbabyとママが。
ママに断った上でbabyに「チョコ食べる?」
こんな姿を見せてくれます。
ママが拭き取ろうとすると、「ちょっとこのままで撮らせて」。
カウントダウンのイベントスケジュールを確認する為にバリハイ岬へ行ってみた。
ところがスケジュール看板はおろか、ステージ等の基礎工事が始まったばかりの様子。
例年なら、25日からプレイベントが始まるはずだが、あと4日間で完成するのかな。
ピアーの尖端付近ではファランのおばちゃん2人組が釣りをやっていた。
ちょうど一匹目が釣れたところだったらしく、記念の魚(サヨリ風)を写真を撮っていたね。
「これ食べる」って言っていた。今回は釣具を持参しているから、暇があればオレも此処に来てみようか。
ブッシ―
マイケルさんから電話があって、「コボリ、昨日はすまんかった。携帯部屋に置いてもんだから出れなかった。メールもさっき読んだところだ。お詫びに奢るから来ないか」と。
行ってみたらマイケルさんカップルの他に、若いレディも居て、英語で結構喋っている。
レディがマイケルさんにメールを読んでもらっていたから、嫌でも聞こえてくる。メールの相手は男からで、「明日送金すると書いてある」と。レディはニッコリだね。
そこでオレが、「あなたは英語をそれだけ話せるんだから読み書きはどうなの?」と不躾に尋ねてみた。やはり読み書きはできないそうだ。ゲーオちゃんもマイさんも出来ないそうだ。
そんなもんかね。オレ達の時代には読み書き文法から入ったもんだから、むしろ会話より読み書きの方が容易なんだが。
いろいろ話しているうちにこのレディはギックを生業としているらしいと知った。
25才くらいに見えていたが本当は32才だって。
そこへあのドクターが通りがかった。
マイケルさんにはオレから、「彼はニューヨークから来ているドクターです」と紹介すると、
マイケルさんは「何のドクターですか?」と質問。この先は二人の難しい英語だったのでオレにはよく分からなかった。
ドクターはいつもの店に行くと言うので、「OK、オレもあとで追っかけるよ」
そして、ドクターが立ち去った後、マイケルさんが、
「コボリ、彼はブッシ―だよ」。
「ブッシ―とは知らない単語、意味は何ですか?」
「口先人間という意味だよ」
オレも何か怪しいなという気はしていたんだけど、マイケルさんもそう感じたならやはりそうだろう。
オレが想像するに、こういうタイプはその内に姿消すね。
昨晩、そのドクターは来なかった。
ミスターブリスベーンの他に2人のファランがていて、一人がドクターではないか。
驚いたね、こんな所にも出没するとは。でも、偶然ではないと後で知った。
この後、ウェンのアパート前を通りがかると、ちょうど彼が玄関から出て来たところだった。
「何処へ行くの?」
「あそこだよ」
「じゃ、一緒に行こう!」
ウェンは昨年の今頃は失業中だったが、仕事は見つかってマーケットなんたらで働いていると。
そうこうしている内にさっきまで向こうで飲んでいたドクターがやって来てサプライズ。
その訳は、彼は毎日10kmの散歩を日課にしていて、あの辺りも前から知っていたらしい。
これでドクターとは3期連続で会っているし、時々タイ語も交えるから相当タイ通いしているに違いない。
そこで、彼にジョーク調に、「あなたは真面目なドクターですか?」と尋ねると、
「いや、真面目ではないね!」と。
昔、シンガポールに住んでいた時代があって、その頃は毎週末にパタヤに来ていたそうだ。
回数にすれば300回以上ではないかと。スゴイね。
ここで彼流の遊び方を伝授してもらった。これもスゴイ、まぁ、ここでは書けないけど、
ヒントは、「早起きは三文の徳」というところ。
今朝は6:30に起きたら22度とヒンヤリした。
ベランダでネットやっていると鼻水が出てきて止まらない。それにゲリの症状もある。
体調崩したか。
真冬に日本を出て、数時間で真夏の国へ。真夏の国も朝晩は結構冷える。
でも、1時間で鼻水は止まったし、風邪ではなさそうだ。
ジョムティエンの次はナ・ジョムティエン
ナというのはタイ語で「次」と言う意味だけど、そのまま地名にしているのがスゴイ。
ジョムティエンビーチロードの突き辺りまで行って来ました。
どん突きがナ・ジョムティエンという所。
新チャリの5段ギアがどれほどのもんか、遠出して試そうと思ってこのコースを選んだ。
分った事は、1-2段は足の回転を要すので却って疲れる。5段は少ないエネルギーで結構スピード出る。ジョムティエンのポリボックスまで40分掛かっていたが、今回は27分で着いた。
water sport2014のイベントやっていた。早い話が競艇の様なもの。
それに、ビーチサッカー大会も開催中だったが、試合は夕方から始まるらしい。
これより南へは一旦スクンビットへ出るが、海側はプライベートビーチの様で、特に見るべきものも無かろうと断念。
帰路はドンタンビーチの突き当りまで探訪すると、マッサ嬢ならぬボーイがマッサージをやっている。
別名ゲイビーチとも呼ぶそうだ。
砂浜に林立する木立下で、日がな一日を送るのも悪くはないか。
ジョムティエンにはやたらロシア語看板が多かったが、ルーブルが暴落とか。
このままなら数年でロシア語文字が消えるかも。
マッサージ屋のお姉さんは半年前を覚えていた。
彼女らは客商売だから誰彼にも声掛けるが、大概は通過するだけ。
オレは時々立ち止まって相手していたからね。
思い出したのか、「コボリ、アレやって!」と。
デカ耳をかざすと、半年前を知らない新顔のお姉さんは一瞬、何事?の表情。
一発芸だから、タネがバレたら同じ所では使い物にはならないのが残念。
その先に進むと、いつものメンバーの中にウェンを発見。
一年ぶりだが、実はその時、彼とはケンカみたいな言い合いになってね。
でも、あとに残さないところが彼の良いところで、握手で再会。
ニューヨークからインド系アメリカンのドクターも同席していた。彼もこれで3回目だけど、あんな遠い国からよく来るもんだ。
ハースもチョンプーも、他に新顔ファランもいて、この時は満席だった。
ボスのpaは客の少ない時は不機嫌だが、今はホクホク顔で、「コボリ、あとで来て」と。
この後、バー街を流して一時間半後に戻ると、まだ連中らはやっていた。
失礼ながら本当はショボイ飲み屋なんだけど、人通りが多いのとチョンプーのキャラが良いので集まるだろうなと思っていた。
「まだずーっと居るから改めて来るよ」と今日のところは退散。
我々はあなた方の味方だ
隣のテーブルに居たファランはエストニア人と名乗る。
「エストニア?、ハテ何処か?」
そうか、旧ソ連邦のバルト三国の一つと思い出した。
「ソビエト時代は酷かったよ」
「その話し、よく分かるよ!、プーチンを見ての通り、ロシアを良い国と誰も思わない、増してソビエト時代なんて。we,most of all democratic country stand by you,not russia(民主国家の殆どはあなた方の味方だ、ロシアじゃないよ!)」。
初対面でいきなりこんな話が出来るのも此処に来たからだね。
南国の夜はやはり、エキサイティングだ。