開演15分前に入場とあったからその通りに到着したら師が待ち構えていて、「30分前に来るようFAX送ったが見ませんでしたか? 音だし出来たのに・・・」。
FAX機の赤点がピコピコしていたのは不達警告信号だったのか。原因は紙切れ。
レッスンでもいつもは最初の1,2分は音だし・呼吸準備して臨むのだが、肝心の本番でそれが出来ないとは・・・ちょっと心配になってきた。
しかも、もうすぐ開演というのに、今度は、「このCDが使えません。他の伴奏に合わせられますか?」と来た。
練習ではこのCDで合わせてきたからこそ何とか伴奏も聴き取れ、リズムも合わせられるようになったのに、突然他の音源でと言われてもメチャメチャになるのは目に見えている。それなら伴奏なしの方がベターと結論付けた。ラッキー、これで伴奏に乗れるか心配せずに済みそうだ。と一瞬喜んだ直後、スタッフが「CD使えます」ときた。
やけにドタバタするなぁ。
出演者は全部で20組でそのうちサックスは4人。オレはサックス部門の2番目に組まれていたが、前の一人が欠席したとあってこの部門では最初のプレーヤーになった。全体でも4番目とあり、「1番目が終わると直ぐに向こうのついたて側に移動して準備していて下さい」と言われ、ドタバタと入り交じってちょっと焦り気味。
気がかりは全く音だしやってない事。師からは、「紹介アナウンスが読み上げる間、うしろを向いてちょっとだけエヘン・エヘンみたいな音だしやっては」とアドバイスあったが、アナウンスが始まるとそんな事はすっかり忘れてしまい、一緒に自己紹介を聞き入ってしまった。
六拍半の前奏が流れ、♪ソソラシードーレシレシ------
懸念が当たってやはり、♪ソが上擦ってスタートした。
(続)
9月だというのに一週間先まで、まだ猛暑日の予測が出ている。
先週、愛車(自転車)を歩道に乗り入れようとしたら転倒してしまった。
普段は走ったままヒョーッとハンドルを持ち上げて縁を越えるのだが、暑さのせいで持ち上げようが足りなかったのかな。まっ、軽い打撲で済んでよかった。なんせ今週末はいよいよ発表会だからね。
会場はK市民会館内にあるレセプションホールで、結婚式等も行われるなど音響設備も完備されているとの事。
サロン形式でということだから衆目全員が演奏者に向かうことは無いみたいでリラックス出来そうだ。
何を隠そう、師以外に人様を前にして音を発するのは初めてだからね、どうなることか。
音質については今更ジタバタしても始まらないし、ちゃんと伴奏に乗ってやれるかが問題。
当日は聞き取れる為にボリュームを上げるよう注文しておこうか。
今回の学芸会は大人ばかりで、キッズのそれは別にあるそうだ。
どんな人がどんな楽器を学んでいるだろうか、それを知るのもひとつの楽しみ。
同年代と思しきサックスやっていた女性は辞めてしまったのか最近見かけなくなった。もしかするとオレが最高齢?
遠藤真理子さんに言わせると、「楽器を始める年配者が増えています」とは聞いているが・・・
いや~、あつ~い!ね。
記憶にある限り、猛暑日の多さは今年が最多ではないだろうか。
蛇口からはお湯になっているくらいだからシャワーはガス代不要。
おかげで節約にはなるけど、もう辛抱たまらん。
んなわけで、フリータイム解禁と同時に早速カラオケルームで・・・快適・快適
初めて本番用CDを流して合わせたが、立ち上がりはOK。だが、途中から早まったり遅れたり。そう、自分の吹いている間はmusicがまるで聴こえないのである。
「いい日旅立ち」もやってみたが、こちらは聴こえる。どうしたものか、困った・・・
慣れれば聴こえるようになるのか、その辺りを重点的に今日・明日もやっぱり室内で集中特訓しないと間に合わないぞ。
あと3週間になってしまった。
発表会まで残り2回レッスンの内の一回だから貴重な時間になるはずだったが・・・
歌謡曲慣れしたオレにとって裏拍から入って16分音符に移行するフレーズのリズムはとても難しい。
頭の中で認識できなければ指が動くはずがないから生音をもっと聴くようにとお達しがあった。
この日はカラオケに合わせるはずだったが、リズムで躓いてしまい、それどころではなかった。
こんなんで間に合うのだろうかと疑問ぶつけると、
「大丈夫です、音は出ていますから」、だって。
音の出ないレッスン生も実際にいるそうで、そんな方には出場は薦めませんときた。
なるほど、オレはボーダーラインに乗ってるわけか。
期日が迫っているので室内でじっくり取り組みたいが、カラオケ店は盆の書き入れ時でこの期間はフリータイムは実施しないそうだからもう少し炎天下でガマンするしかないか。
正式な参加届けはまだ提出してないのに、結局参加することになって(させられて?)しまった。
3曲とも音出しやった結果、「Yesterday once more」に決まった。
あと2回のレッスンはこれに専念するハメになると思われる。
更に、直前にはレッスンとは別に本番さながらの疑似体験をすべく特別な時間を割いてくれるそうだ。
まだ一ヶ月以上もあるから集中して取り組みたいが、それによって今までのサウンドが突然良くなるとも考えられないし・・・
達人の模範演奏聴きながら自分のと重ね合わせ、イメトレやりたいのだが、最後は「なるようにしかならん」と開き直るのが肝心か。
(↓決して私ではありません、達人の模範演奏です)
明早朝のフライトに備えた荷造りは完了し、帰国前最後のお楽しみナイトとして4駅先にあるサキソフォーンパブというライブハウスに向かった。
20:30頃到着。マップと違わぬ場所で簡単に発見できた。
貫禄ありそうなビルの一階に入り口の左側にはサックスが掲げられている事からどんな店かは一目瞭然。
時間が早かったのかまだ6割程度の入りで、西洋人とローカルが半々というところ。
店内もアンチークな造りで天井は高く、テーブル席、カウンター席もある。
ハイネケンビール小瓶が120バーツでちと高いが、クォリティサウンドをライブで聴かせてもらってなら相応というころか。
この日(土曜日)はアコースティックギターメインのプログラムだったようで、肝心のサックスはなし。内緒でICレコーダー忍ばせてみました。
明朝4時起きを考えて早めに退散したが、此処はもう一度行ってみたいスポット。
次回は予めプログラムをチェックしておいて、十分に時間割いておくべきと思った。
今週の11回目のレッスンに向けて宿題をこなさなければならない。
宿題とは、発表会用候補曲の音源CDと譜面を複数曲用意し、次のレッスン時に持参する事となっている。
師のアドバイスは、
1. 3,4分の演奏曲である事。
2. 自分で音源と楽譜を用意できるものである事。
3. 「ちょっと難しいかな」と思える曲でも可。師が吹けるように特訓する。
以上のようなもんだけど、今までやってきた歌謡曲は一番だけなら1分くらいで終わるから候補から外れる。
そこで候補曲として、
A. いい日旅立ち 2分強
B. Yesterday once more 2分強
C. 少年時代 2分強
この3曲に絞り込んでみた。
まぁ、聴いてもらってからどれにするかは師の判断に任せようと思う。
ところで、先日の休養明け5時間の練習に無理がたたったようだ。咽喉がヒリヒリする。
いきなりカラオケで長時間がなるとこうなるなるのではないかなあ。
正しい呼吸法がまだ習得できてない証拠で、無理は禁物と自覚した次第です。
参加はまだ伝えてないのに頭数に入れてるそうだ。
「最初から無理な人には勧めません。あと4回のレッスンで、いや次は欠席だから3回しかないけど、出来ます。私が出来るようにしてみせます」、と。
なんかうまく載せられてる気がする。
譜面見ずに出来るとしたら今なら、[カスバの女]と伝えると、
「では、やってみて!」
1分も掛らず終えると、「それだけ?、短過ぎる!」
「これを2番、3番とやれば3分は掛ります」
「歌う場合は詞があるからまだいいけど、サックスで同じフレーズを2回3回は聴く方にすれば又かとなってしまう。せめて3,4分は持たさないと・・・自分で演奏可能と思える候補曲をピックアップし、譜面・音源CD付を次回レッスン時に持って来て下さい」、と。
どれにしようか、歌謡曲ならどれも同じようなもんだし・・・
来週から海外でリラックスしようと思っていたのに、出発前にえらいプレッシャーだ。
発表会を期して飛躍する者が多いと聞いていたが、このプレッシャーの事かな。
目標が決まれば練習も真剣になる。真剣になるからそこに上達の素が生まれる。と、自分なりの解釈してみたが、まぁ成るようにしかならんと開き直る手も・・・
今日の課題曲は自分で選んで、「悲しき口笛」。
メロディはなんとなくやれたと思うが、肝心の音色が相変わらず芳しくない。
改善する方法はないものか?
師の提案は、鼻からだけで息吸ってみてと・・・(実際の吹奏ではこの方法は用いないが)、
「ス-----、ハ-----、」、なんか下腹にまで深く空気が入って行く感じがする。所謂、深呼吸ってやつだ。
そうか、腹式呼吸に横隔膜を上下させるとあったが、その感覚掴みに適した練習かもと理解。
3回に1度の割合で、「そうです、その音をキープして・・・」。
更に、「曲は暫く中断し、次回レッスンまでの一週間はこれだけやってみては」、と。
今日でちょうど20ヶ月になったが、最近は「堂々巡り」の感もある。
あぁ、なんとかブレイクしたいもんだ。
開始前に体験レッスンを終えたとばかりという新レッスン生と話す時間があった。
ソプラノ・サックスを始めるらしい。ちょっと触らせてもらったが、図体に比しズシリとくる感触があった。
こうした仲間が増えるとなんか嬉しい気分。
課題曲は自分で探し、提示する事になっているので今回は「赤いグラス」。そう、アイ・ジョージさんと志摩ちなみさんのデュエット曲だ。
レコーダーを繰り返し聴いてイメージしながらやっているが思い通りにはならない。
次の雨天日にはカラオケ流して録音してみよう。
終了間際に今季の生徒ポピュラー大人コース発表会の案内をもらった。師は是非参加するようにと・・・
「赤っ恥掻くだけだから・・・」と、遠慮したつもりだが、「大丈夫です、ちゃんとメロディーになっていますから・・・それに、発表会を期して飛躍する方が多いですから」、と。
そこで疑問がひとつ! 演奏する側がなんでお金払わにゃイカン?・・・
そうか、俺(達)レベルは迷惑料なんだな。そう思えば合点。
何れ恥掻きの瞬間は来るだろうし、早いか遅いかの違いだけ。
「失敗は成功の素」、変じて「恥掻きは上達の素」と、前向きに捉えるべきか。
まだ4ヶ月先だが・・・
未使用2.半がまだ4枚も残っているが、師のアドバイスがあって(3)を一箱購入してみた。
吹き心地はどう違うんだろうか、トーンも変わってくるのだろうか興味津々。
早速、本日試してみよう。
高槻ジャズ・ストリートに行ってきた。
こんなにジャズファンが多いのか、人・人・人・・・
駅構内・教会・神社境内・公園など、スペースがあるとこからは何処からでもサウンドが聞こえてくる。
暑さも加わって五箇所くらいしか回れなかったけど、さすがにみんな達人ばかり。
屋外の時、このごろ可愛い坊やがちょくちょく寄って来る。
サックスではなく、カチカチ音がするメトロノームに興味あるようで、触りたいらしい。
手にすると、いち・にい・さん・しい・いち、と声を出している。エライ、ちゃんとリズムを数えている。
パパの話では、まだ二歳半だと言っていたが、人には生まれつき4/4拍子DNAが埋まっているかも・・・
「こうすると速くなるよ」と120に変えてやると、ついて行けなくなったか、もうや~めたと返してきた。
(写真1)ここは昨年の一時期、練習に利用していた公園。こんな状況でもやる勇気は、今は無い。
(写真2)雨上がりの桜絨毯。
5回目のレッスンは前回の「北の旅人」の続きから。
オクターブ上がって16分音符に移行するところが難しい。演歌のコブシに相当するようなフレーズだ。師曰くには「もっとちから抜いて、触る程度でキーを押さえるように」と指摘があったが、「力まない」、これが簡単なようで難しい。まだ楽器に馴染んでないという事だろう。
今朝、ネコ公園を横切るとダンボール箱発見。
過去に何度も捨て猫が発見された場所だから、もしやと思って開けてみると、やっぱりそうでした。直後に、ネコおばさん(これも勝手に命名)が来て、どっかに連絡していた。貰われて行くと良いのだが・・・