卒業式記念写真は元々小さい上に虫眼鏡でもなければ分かり辛い年代に達したが、そこは文明の利器、スキャナというものがある。拡大取り込みすると鮮明に一人一人が判別できるではないか。これを印刷してT君にプレゼントしたところ評判が良く、増刷を頼まれたが、そんな事ぐらいならお安い御用だ。
そのT君から電話があって、飯でも食べないかと誘いがあった。
募る話はやはり故郷や同級生の様子等、種は尽きない。
ただ、特に趣味を持たないT君は暇を持て余し気味らしい。
幸運にもオレは楽器を見つけたので、上達しない腕を嘆きつつも「好きこそ物の上手なれ」という様に、何でもいいから打ち込めるのものを作ったらどうかとサゼッションしておいた。
こちらのお方は齢77だそうだ(2007年当時)。
プレイ中は、きっと年齢など自覚してはないだろう。
パートの合間に腰掛けるのはご愛嬌というところか。
昨日は同級生がやっている居酒屋での新年会に参加してきた。
約半数が45年ぶりの再会。
面影はあっても一応、「アンタ、誰?」と確認。
名前が分かれば「おぉ、お前か!」3時間余りがアットいう間に過ぎた。
一ヶ月ぶりに練習再開。
ルームも正月料金終えて通常営業。
この間、管は触りもしなかったから心持緊張感もあったが、とりあえず今年の吹き初めは済んだ。
今年の目標はレパートリーうんぬんより音色。
サックスらしい音にしたいもんだ。
【カウントダウン10日前】
昨夏来た時、ここなら音出しくらいは可能とみてマウスピースとネックは持参していたが、
今回訪れてみると釣り客が所々に。また満潮時期と重なって面積が消失していた。
ビーチの客は言語の響きからしてロシア人。
パタヤタワー周辺やジョムティエンエリアはロシア語が氾濫しており、プーチン時代に恩恵を被った人々が大挙して押し寄せている模様。
ツンドラ地帯からやって来た人々にとって、ここは天国と映っているのではないだろうか。
が、第二土曜日開催ということで再びカフェへ行って来ました。
マスターから楽器取りに帰って今ここでやってみたらどうかと勧められたが
いきなりではね。心の準備が要るというもんだ。
二胡という楽器、目の前で見たのは始めて。音の出る仕組み教えてもらった。
バイオリンがあんなに大きい音が出せるとは知らなかった。
みんな常連さんみたいだったが、オレもメンバーに入れてもらえるかな。
新練習場へは5分。
日陰無しだから猛暑の夏は無理だが一応マークしておいたこの場所。絶好の季節になってきた。しかもチャリンコで5分も掛からないから超至便。でも此処もあと一ヶ月余りか・・・
伊丹空港を飛び立った飛行機が左旋回しながら上昇中。方向からして東京方面行きか。
何が違うかというと息遣いが楽になったということ。
特に最低音B♭は初心者が出すには難儀で、旧器では裏返ったりした。しかし、Newはキーに工夫がされていて左小指が動かし易い。
少ない息でもしっかりと鳴り、管自体がビンビン振動して指と唇にも伝わって来る。コレだコレ。
ここで気付いた。旧器では20年振りに開けた時点で先に点検調整に出しておくべきだった。一応音階になっているからと無頓着だったが、眠っていた間にもパッドは劣化していたはずで、鳴りが薄い分おそらく力でねじ伏せてやろうみたいな無理やりな息遣いでやって来たと思う。これを直すにはちょっと時間を要するかも。
達人は「今日は鳴ってくれるかい」みたいに対話しながら取り組むそうだ。
楽器とはかくして微妙で繊細なるものだったんだなって改めて思う。
あれから3年経て知識もそれなりに増えている。サックスはやはり音色が華だな。
そうと知ったからにはNewを機に、アプローチ方法も再考しなくては・・・
いつものカラオケ店がリニューアルオープンの初日。
こんな時こそ駆けつけないと、持ちつ持たれつの関係はまだ続けたいからね。
近くの部屋からアルト音が漏れ聞こえてきた。ご同輩が居ると思うと妙に安心感があるが、その人はスゴイ上手。まもなくしてノック音が響いた。
「サックス音が聞こえたもんで・・・」
「上手な方が練習しているなと私も感心しておりましたが、あなたでしたか」
「私はここでジャズサックスを教えている者です。よろしければ・・・」と。
名刺の写真はどこかで見たことあるような。
「もしかするとホームページにある方ではありませんか?」
「そうです、本人です」
3年前始めた頃、「中高年から始めるサックス・・・」みたいなタイトルで存在して重宝していたが、帰宅後に調べると当ページが本になって出版され、HP自体は無くなっていた。新HPがここ、http://kose-sax-flute.jp/
彼は教える傍ら、ライブやらで活躍しているプロと判明。道理で上手なはず。
お薦めだというファットリップを目の前で見せてもらった。
「そのアンブッシュア、真似たいので写真撮らせてもらえますか?」と頼むと快くOK頂いてロングトーン中に一枚パチリ。
まるで別物の響きがする。さすがプロだ。23年前タイで聴いたと同じサウンドだった。
写真見る限り口周りアゴ周辺に力を入れてるように見えるのだが本人に訊けば力んでないと言うだろう。そこら辺がアンブッシュアの極意か。真似たいが・・・
(掲載は菊地氏本人の承諾得ております)
まだ買うと決めていないからこの前の試奏は遠慮がちだったが、後悔しないためにも再度の試奏に行ってきた。
マウスピースで吹奏感が異なると聞いていたので楽器だけなのか、組み合わせでどう変わるのか。ビギナー向けのそれをピックアップしてもらい試してみた。
新品同様に蘇ると期待しても修理費見積もり6万円はどう見ても高い。もう一社も3~4万円だと。
他方、オークションでは修理のみの出品が掲示されていて、へー、こんなものまで出展とは驚いた。
こちらは18,000円+工賃(技術料)+送料らしい。この工賃が競りに掛けられる仕組みのようだ。
ただ素性も知らない相手に任せるには不安があるも、過去の評価がオール良で、悪はひとつもなし。
殆どが前払いを要求する中で、ここは後払いで結構とある。余程修理技術に自信あると見た。
オークションをやった経験がある者は分かると思うが実際に取引した結果が評価に記されるので
これは信用できるのではないか。
購入したのは20年以上も前。練習始めて3年、全く点検・調整をやらずにここまで来たがそろそろ時期か。
そう思ったのはパコパコするパッドのひとつが浮き出て手で取り出せる状態に。確かめると硬くなっている。
柔軟性が失われたパッドではトーンホールの気密性が保てるわけがないと気づいた。
この頃息が入り辛いのはこのせいかもしれないと疑い、鳴りが良くならないのはオレのせいじゃなくて楽器が原因だと責任転嫁。そうであるなら早速修理せねばと台風真っ只中に尼崎までチャリンコサイクリング。
行き先はF楽器という管楽器専門店。
そんなに掛けるなら別な案もとアイデアが浮かんできた。
もう少し出せば新品も買えそうだし、以前39,800円で新聞広告にあったのを思い出した。その時は気にも留めなかったがあれはおそらく台湾製か中国製だろう。ただ、台湾製はこのところ技術が上がっていて評価が高いと聞く。Fさんも今ならヤマハと遜色ないと言っていた。
昔なら楽器店を歩くしかなかったが、今はネット通販もあり、オークションにも出品されている。そのオークションでは新品が2万円代からあるがこちらは中国製。さすがにいくら安価でも中国製に手出す気にはなれなない。
セルマー、ヤナギサワ、ヤマハブランドのなら安心だが高価。ミュージシャンになるわけでもあるまいし。
歌謡曲はテナーが合うからこの際これに移る手もあるぞとアレコレ。
ハッキリしたのは現状のままで練習続けたら返って無理な息使いが定着?
修理か、買い替えか、さーどうする。じっくりでいいが決断しなくては・・・
週明けからはリペアマンのいる他店や楽器店も歩いて実物を確かめることにしようか。
そんな訳で練習はちょっとの間休止になりそうです。
確かめようとちょっとした実験を思いついた。
譜面台からトイレットペーパーを垂らし、息を吹き掛けてみると下の部分だけがゆらゆら。自分では真っ直ぐに吹いているつもりだったが、下向きだったのか。
正面に当たるようにするには下アゴを少し前に突き出すと真っ直ぐになるのが分かった。
という事は、今までリードにダイレクトに当たってなかったということ。
息の割にはレスポンス感が得られなかったのもこの所為か。
これはちょっとした発見だ。
達人サイトによれば、「息の束を作ってピンポイントで当てる」とあるから、多分これが正解だろう。
気付いたのが本日の終了間際で時間がなかったが、次回までこの事のみに専念してみようか。
結果は・・・、録音してみないと分からない。
最近のカラオケルームは3~4回/月のペース。
ルームは防音になっていても漏れ聞こえる。
この頃の流行歌だろうが何を歌っているのかさっぱり分からない。
言葉もハッキリしないし、メロディも馴染めない。
彼、彼女等がン十年後に集う同窓会ではこんなんで盛り上がるのだろうか。
オレ達の時代には誰もが知っていてみんなで口ずさめる歌があるのだが、・・・
これはWorld wideのスタンダードナンバー。Beatles好きなら知らない者はいないはず。
タイでオレの行きつけのMusic bar、[We are the World]にて、こっそり録音してました。
ポップスはオルディーズが最高、歌謡曲なら昭和歌謡だとつくづく思う。
こちらが本家オリジナルPaul McCartney
老いも若きも関係なく良い物は好い!
1:20辺りで涙ぐむオッサンが印象的だ。
御堂筋オープンフェスタに行ってきた。
目的はライブで演奏を聴くこと。
高校生バンドやグループも多数参加。みんな上手いもんだね。
サックスに関しては好い音を出す理屈は段々分かってきた。分かってはいるが、
やるとなるとそりゃ~もう・・・やっぱり練習しかないか。
ラストの「I just call to say」は気に入り曲のひとつ。
ソプラノはこんなにいい音色だったのか。いやいや達人の手に掛かるとこんな音が引き出せるが正解だろう。